カテゴリー: 安田佳生コラム
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2018年8月15日
出会いの捻り方
地球上には70億もの人間が存在するが、 実際に出会うことが出来る人はほんの一握りである。 しかもその出会いの99%以上は 一瞬のすれ違いに過ぎない。 会話レベルまで発展する出会いなど、 奇跡と言えるほどに少ないのである。…
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2018年8月8日
新商品とは何か
これまで発見されなかった生物が見つかると、 新発見の生物として新聞などでも取り上げられる。 だが正確に言うと、 この生物は未発見だったのではなく、 未登録だったのである。 これまで誰一人として目にしたことが無かった生物。…
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2018年8月1日
終わりを受け入れる勇気
始まりがあれば、終わりがある。 これは世の理であり、避けようのない現実でもある。 死なない命はないし、老いない若さもないし、 壊れない家電製品もない。 どんなに頑丈でも、どんなに丁寧に扱っても、 形あるものはいつか壊れる…
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2018年7月25日
アイデアの流儀
私のところにはアイデアを求める人が たくさんやって来る。 そして私はアイデアを出す人だと自認している。 だから求められればアイデアを出す。 だが金銭は受け取らない。 アイデアを出す代わりに食事を奢ってもらう、 お土産を持…
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2018年7月18日
株式会社を疑う経営
私たちは資本主義社会を生きている。 そのルールの根幹となるのが株式会社である。 資本家がお金を出し、会社を作り、人を雇い、 収益を上げて、リターンを得る。 それが株式会社の仕組み。 日本には420万の会社があると言われて…
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2018年7月11日
人生のツボ
物理的に考えるなら、 自分と他人は別個の存在である。 他人が傷つくのを見るのは心苦しいが、 自分の肉体が傷つくわけではない。 もちろん痛みを感じるわけでもない。 社会的な成功や経済的なことになると、 その傾向はより顕著な…
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2018年7月4日
非常識の連鎖
常識は時代とともに変化する。 そこに異を唱える人はいないだろう。 だがいつの時代においても、 その狭間で苦しむ人は多い。 自分が若い頃には考えられなかった。 見ているだけで不愉快。 相手に失礼だろう。 とにかく腹が立つ。…
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2018年6月27日
筋違いの文句
自らの不注意で、 テーブルの脚に小指をぶつけて痛がる。 自らの不注意で、 道端の段に足を引っ掛けて転ぶ。 そのような時、人は自らの失敗ではなく、 それをもたらした誰かに怒りをぶつける。 いったい誰が、 こんなところにテー…
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2018年6月20日
仕事を選ぶ権利
人には職業選択の自由がある。 だがその自由を、生かし切れている人は少ない。 それは、スキルや学歴が足りないからではなく、 不景気で選ぶ職業が限られているからでもない。 あるべき自由を生かし切れない最大の理由、 それは、お…
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2018年6月13日
本質とハウツー
急がば回れ、とか、損して得を取れ、とか、 失敗は成功の母、とか。 昔から言い伝えられる格言は、 今にも通ずる本質的なものが多い。 一方で、ハウツーやノウハウのようなものは、 賞味期限が短いイメージがある。 こうやったら金…
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2018年6月6日
続ける勇気、止める勇気
変化には勇気が必要だ。 と思い込んでいる人は多い。 だがそれはかなり一面的な見方である。 変わることに勇気が必要なのは、 変わりたくない何かがあるからだ。 例えば、苦労して手に入れた地位や名誉。 あるいは、慣れ親しんだ快…
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2018年5月30日
近道のセンス
近道を探す(ショートカットする)ことは、 悪いことではない。 問題はそのチョイスである。 どの近道を選ぶのか。 ここで人生の大きな方向性が決まってしまう。 例えば受験における近道を教えてくれるのが、 学習塾である。 志望…
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