カテゴリー: 安田佳生コラム
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2017年3月29日
ファンから始まるビジネスモデル
日本中に(いや、もしかしたら世界中に)、100人の強烈なファンがいれば、それだけで食べていける時代になりつつある。 会社やお店を通さなくても、個人と個人が直接繋がれる環境。そこではこれまでの商習慣が、根底から変化していく…
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2017年3月22日
流れの中に
社会とは、人の集まりである。そこにいる人間をじっくり観察していると、いくつかの流れがあることに気がつくはずだ。まず、お金の流れ。ある人間が持っていたお金が、他の人間へと流れていく。更に受け取った人間から、他の人間へと流れ…
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2017年3月15日
有限思考
人間にとって時間は有限である。80年生きるとしても、社会に出る時には既に20年使っている。更に、最後の10年は、気力も、体力も、知力も、かなり落ちていると覚悟せねばならない。 つまり、実際に使える時間は50年しかない。そ…
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2017年3月8日
信じるもの
この国の優秀な大学生たちは、卒業が近づくと一斉にナビに登録し、一斉にリクルートスーツを着て、一斉に就職活動を開始し、大企業への就職を目指す。 海外資本に買われても、上場廃止になっても、リストラの嵐が吹き荒れても、彼らの大…
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2017年3月1日
お金にならないアイデア
人類がこれまでに考えたアイデアは、どのくらいあるのだろうか。ちょっとした思いつきや、実現されなかったアイデア。そういうものまで含めると、数えきれないくらいのアイデアが考え出されたはずである。 素晴らしいアイ…
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2017年2月22日
考え抜かれた中途半端
完璧なビジネスモデルをつくる事は出来ない。これは私の持論である。これまでに出会って来た数千人の経営者の中で、例外と言える人物はたった一人しかいない。 東証一部上場企業の創業者でもあるこの人物は、「まだ起きて…
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2017年2月15日
ゴミと宝物
金やプラチナ、あるいはダイヤモンドのように、すべての人にとって価値のあるもの。生ゴミのように、すべての人にとって価値のないもの。そういうものは、実はとても少ないのである。 たとえば、珍しいカナブンの標本は、それを集めてい…
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2017年2月8日
境い目の善悪
自分の土地と、他人の土地。自分の持ち物と、他人の持ち物。自分の家族と、他人の家族。多くの人は、自分と他人との境界線を、明確にしたいと考える。境界線が曖昧だと、「私のもの」に対する義務も権利も曖昧になってしまうからだ。 こ…
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2017年2月1日
現実と幻想の境目
私たちは現実社会を生きている。そして同時に、幻想社会を生きている。家という建物は現実に存在するが、家を所有するという権利は幻想に過ぎない。オフィスという場所は現実に存在するが、会社という存在は幻想に過ぎない。硬貨や紙幣は…
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2017年1月25日
仕事は無くなるのか
AIの登場によって人間の仕事は奪われていく、と言われている。レジや運搬のような単純作業から、医療、法律、教育という専門分野に至るまで、人間のやっている仕事のほとんどは、代替え可能という訳だ。確かにそうなのかもしれない。 …
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2017年1月18日
ブランドの正体
ブランドとは何か?それを考え続けるのが私の仕事である。そこにはいくつもの答えがあり、その答えによってブランドづくりのやり方は根底から変化する。損得を越えて、ある特定のターゲットの心を、強烈に引きつける力。それが手に入れば…
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2017年1月11日
劇的生産性向上作戦
日本は、国民一人当たりの生産性が、先進国で最下位の国である。今もその順位は下がり続けている。かつて世界一位の座を米国と競い合った日本は、どこへ行ってしまったのか。 一体この原因はどこにあるのか。そして、どうやれば、再び生…
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