大阪・兵庫を中心に展開する、高価買取・激安販売がモットーの『電材買取センター』。創業者である株式会社フジデン代表・藤村泰宏さんの経営に対する想いや人生観に安田佳生が迫ります。
第13回 電材買取センターは、まるで行きつけの喫茶店

前回の対談で、『電材買取センター』の女性スタッフさんたちは、お店に来る職人さんとのコミュニケーションが上手だとお聞きしました。どれくらい上手かと言うと、職人さんたちが自発的にお店の仕事を手伝ってくれるほどだとか(笑)。

やっぱり職人さんなんで、工事の話をしている時が一番会話が弾むみたいですね。「この電材はこうやって使うねん」とか「その工具はこうやって使って工事するんやで〜」とか。女性スタッフにいろいろ教えてくれるんです(笑)。

いや〜そういう方はいないですね。というか、逆に僕みたいな「工事経験者」が接客すると、商品知識がある分、ついつい口を出してしまうんですよ。「その用途で使うならこっちのテープの方がいいですよ」なんて。それで「いらんこと言うな」って怒られてしまう(笑)。

そうなんです。ウチにいらっしゃる方の95%は経験豊富なベテラン職人さんなので。だからスタッフも「店内のどこに何が置いてあるか」さえ把握して、そこにサッとご案内できればOKで。細かな商品知識がなくても全然問題ないんです。

なるほどなぁ。それにしても、お話を聞けば聞くほど電材買取センターの「店舗スタッフ」って、なんだか不思議な接客業ですよね。お客さんと楽しく会話して、居心地の良さを感じてもらえればいいわけでしょう? そうすればお客さんは勝手に商品を買って行くし、不要なモノも売りにきてくれる。
対談している二人
藤村 泰宏(ふじむら やすひろ)
株式会社フジデンホールディングス 代表取締役
1966(昭和41)年、東京都生まれ。高校卒業後、友禅職人で経験を積み、1993(平成5)年に京都府八幡市にて「藤村電機設備」を個人創業。1999(平成11)年に株式会社へ組織変更し、社名も「株式会社フジデン」に変更。代表取締役に就任し、現在に至る。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。