GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜【vol.002】

 

8位 Kid-friendly apps   子供向けアプリ

ここでは、kidsをターゲットにする意味合いについて原文で見てみます。

Kids are your future customers, so gaining their loyalty now isn’t a bad idea.

→Kidsは、future customers(将来の顧客)だから、Kidsのloyalty(ロイヤルティ)を今から獲得しておくことが肝心。

And, if they also happen to be educational or promote good health, you’ll win their parents over, too.

→そのアプリが教育効果があったり健康促進効果があれば、Kidsだけでなくparents(両親)のロイヤルティも同時に獲得できる

アントレプレナー視点で見ると、Kids向けのアプリを開発して、そこそこの顧客が集まったら、より大きいIT企業か教育企業に、その事業をそのまま売ってしまってエグジットしたらいいと思います。子供向けのアプリだけを開発し続けるシリアルアントレプレナー(連続起業家)って良くないですか?
事業譲渡のキラートークとしては、「子供のLTV(ライフタイムバリュー)の話」と「親への訴求力」の話でいいと思います。
ちなみに、紹介されていたアプリ及び開発会社はこちら
[https://itunes.apple.com/us/app/tozzle-toddlers-favorite-puzzle/id306169895?mt=8]
 

7位 Software training    IT(ソフトウェア)のトレーナー

基本的にはフリーランスのITトレーナーが職に困ることは無いですよね、ということなので、まあそうですね。という感じです。
フィットネスクラブやジムにパーソナルトレーナーがいるみたいに、ITのパーソナルトレーナーとか、コーチがいる環境に向かっていくことは間違い無いと思います。

 


今回は、Health clubs for millennialsを題材に考えてみました。
次回は、
6位 Food Truck
5位 Freelancing
4位 Mobile consulting
 を見ていきますが、特にFood Truckの可能性について、深掘りしたいと思います。

 

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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