【GlobalPicks/vol.035】 ロンドンで行くべき9つの珍しくてユニークなレストラン(第3回)

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道

ロンドンで行くべき9つの珍しくてユニークなレストラン

前回に引き続き、ロンドンのレストランについて、Hand Luggage OnlyというUKサイトから紹介しています。今回でこのサイトからは最後です。

記事タイトルは
9 Unusual And Unique Restaurants You Have To Try In London!
ロンドンで行くべき9つの珍しくてユニークなレストラン
[https://handluggageonly.co.uk/2014/08/24/9-unusual-unique-restaurants-try-london/]

前回は、Dans Le Noir「暗闇レストラン」を紹介しました。

今回はこれ。

Basement Galley ロンドン地下鉄(TUBE)レストラン

—原文
Unique Feature: Delicious food in a London Underground train (The Tube) carriage. A definite must have experience for visitors and Londoners alike.

独自のポイント:ロンドンの地下鉄(通称:TUBE)の車両で美味しい食事を。まぎれもなく、観光客もロンドン地元民も、must have(絶対にするべき)な経験だ。

 

地下鉄車両(TUBE)レストランですね。
ロンドンの地下鉄は形がユニークで、観光客にも地元民にも親しまれてますね。
その地下鉄車両を「PR的に再利用」していますね。
そういえば、ロンドンの交通機関を「PR的に再利用」といえば、赤い2階建バス(ロンドンのダブルデッカーバス)が、東京でも観光バス兼PR車両として走ってますね。

さて、このTUBEレストランですが、予約制でして、予約のことを「切符を買う」と呼んでいたり、URLのドメイン名が「.tube(ドット チューブ)」だったりユーザー体験(experience)的に凝っています。

ちょっと話は逸れますが「いつか役にたつかもしれないから覚えておいた方がいい英単語シリーズ」として、前述の「must have」を取り上げておきたいと思います。
コンサルの人たちや、気取ったサラリーマンがよく使う「会議あるあるワード」となっておりますw

must haveは、マストハブと読んで、「絶対必要だ!」の意味です。
nice to haveというのも、同様によく使われ、ナイストゥハブと読んで「あったらいいな〜」の意味です。

旅行に行くときに
passportはmust have
kindleはnice to have
です、みたいに使います。

ちなみに、「must have」「nice to have」を使いましょう、という意味ではないんです。
これ、さっきも言ったように「気どった」ヤツらが使うので、「分別のあるビジネスパーソン」の一部で非常に評判悪いんです(笑)

なので、僕がお伝えしたいのは、「must have」「nice to have」を連呼する人に出会ったら、次のどちらかの対応をしてみましょう、ということです。

まず、一般的な「分別のある」対応方法としては、「must have=絶対必要」「nice to have=あったらいいな」という風に日本語で全部言い換えて反応していくというものです(笑)
僕もよく使う手でして、内心「キミが気取って使っている横文字ワードは理解しているが、俺は乗っかりませんよ」というささやかな意思表示ということになります。

で、上級の対応方法というのもあって、さらに「気取って」しまう、という手です。

感想・著者への質問はこちらから