GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道
先週までは「パンデミック後の世界」についてのForbesの記事を読み込みました。
今週からは、全然有名ではないメディアですけど、たまたま見つけた下記の記事を読み込みます。
今回の記事はこれ
↓
Eleven Startup Trends In 2021
2021年、11のスタートアップトレンド
https://toolowl.com/trending-hot/eleven-startup-trends-in-2021/
11のリストは下記の通りです。
1. BioTech Startups are on the Rise
2. Online Education for the win!
3. Sustainable Financing Hits the Mainstream
4. Untapped Market Identifiers
5. Circumvent the Coding Issue
6. Share the Loot Instead of Losing it All
7. Agility is the Greatest Ability
8. Consumers Want Convenience
9. Address the Large Population
10. Personalization and Customization are the Keys
11. Wealthtech is Also Gaining Fast
早速見ていきます。
BioTech Startups are on the Rise
バイオテックスタートアップ企業の台頭DNA tests and the rapid rise in public interest in ancestry has increased the potential impact of startups. DNA analyses to identify latent or predictable chronic illnesses are also on the rise.
→
DNA検査や、先祖への関心が急速に高まっていて、このことがスタートアップ企業の潜在的なインパクトを増大させている。
Latent(潜在的)もしくはpredictable(予測可能)なchronic illnesses(慢性疾患)を特定するためのDNA分析もまた伸びている。
上記の本文抜粋も含めて、全体的に書かれていた事をサマると、、、
・バイオテックのベンチャーには資金をつっこむ価値がある
・パンデミックがバイオテック企業の台頭を後押しした
・DNAテストとDNA分析の分野が熱い
・DNA分析から自身の最適栄養バランスを判明させるビジネスなどがうまくいくだろう
という感じだと思います。
自分はDNA分析とか全然詳しくなくて
「テロメア(DNAの保護キャップ)伸ばしてくれる企業が結局最強」
くらいしか認識ないのでw このくらいにして次に行きます。
Online Education for the win!
オンライン教育が勝者に!The inevitable shift to digital platforms for learning needs due to the pandemic has forced the hands of those who were wary of it.
As a result, the transition was smoother than expected, and everyone accepted online learning patterns merrily. However, the question remains, will it continue?
→
パンデミックによるデジタルプラットフォームへのinevitable(不可避)な移行は、その移行を警戒していた人々にも強制浸透した。
結果的に、その transition(移行)は予期していたよりもスムーズに進んだ。そして、皆がオンライン学習を喜んで受け入れた。
でも、まだ疑問は残る。「これって継続するの?」
まあもっともな疑問ですよね。
パンデミックによって「強制的に浸透せざるを得なかったもの」の代表格が「リモートワーク」「オンラインショッピング」「オンライン学習」ですよね。
ちなみに「オンライン診療」がいまいち強制浸透しない、という。。。
なので当然疑問としては、
「強制浸透がうまく進むもの」と「なかなか強制浸透しないもの」の違いって何?
という点と、
「一度強制浸透したものは、その後も継続・習慣化するのか?」
ということですよね。
肌感覚としては、
「オンラインショッピング」は『確実に』継続・習慣化しそうですよね。
「リモートワーク」と「オンライン学習」は、『部分的に』継続・習慣化しそうですよね。
「オンライン診療」は、まだ『全然』習慣化しなそうですよね。
この『確実に』と『部分的に』と『全然』を分ける要因(因子)を特定できれば、少しは未来が見通せるようになるんですかね。
分ける要因(因子)は『体験の総量が一定値を超えた時』とかですかね?
『体験の総量』が一定の閾値を超えると、全然→部分的に→確実に、とステージシフトする感じでしょうか。う〜ん、なんかイマイチですね。
『体験の比率(オンライン:オフライン)が逆転した時』
のほうがまだもう少ししっくりきますかね。
『オンラインショッピング(オンライン学習)の比率>リアルショッピング(対面学習)の比率となった時』
『確実に』今後も定着するといえる、的な。
う〜ん、シャープじゃないですね。。
すみません、最後のパラグラフは完全に独り言です。失礼しました。。。
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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