日曜日には、ネーミングを掘る ♯088 大手の作法

今週は!

今年も早いもので残すところあと1か月と少し。現在進行中のものを含め、今年もいろいろなお仕事をさせていただく機会がありましたが、さてネーミングのお仕事はと数えてみますと、かれこれ20案件近くにもなっております。そのうち何件かは、折に触れこちらのブログでも紹介させていただいておりますが、今回から年末にかけて、まだ表に出していないものを何例かご紹介させていただこうかしらと思っております。

まず最初は、12月からこのウェブマガジンで連載が始まる高松秀樹さんのブログのタイトル名。こちらです。

なぜ『大手の作法』なのか。このネーミングに至ったコンセプトがこちらです。コンセプトの文章は、高松さんが書くブログの内容紹介ともなっています。

見ておわかりのごとく、今回のネーミングの下地にあるのは「大人の作法」です。

このブログでも何度か書いていますが、ネーミングというものは新し過ぎると伝わらず、当たり前過ぎるとつまらない(つまり、お金をいただけない)。

そこを突破する方法としてあるのが、ふだん見慣れた言葉・使い慣れた言葉をひと捻りすること。「人」と「手」、ほんの一文字違えるだけで世の中に新しい名前が生れ落ち、私の手にはお金が落ちる(笑)。ネーミングの仕事ってなかなか面白いでしょ。

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