「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第105回 ハウオリが「特許技術」たる理由とは

ハウオリっていうのはロットの巻き方が特殊で、それが特許として認められていると。とは言え、素人目ではロットを巻くのってわりとシンプルな工程な気がしちゃうんですよ。だから今日は、特許取得に至るまでの「ロットストーリー」をお聞かせいただけますか?(笑)

わかりました(笑)。そもそもロットを巻いてゴムで固定する「ワインディング」というのは、美容学生たちが最初に習う基本技術なんです。ただ巻き方としては「頭皮を引っ張るな、頭皮にゴムを食い込ませるな」というのが鉄則で。

いえ、最初はもっと遠慮がちでした(笑)。そもそも、今は水しか使っていませんけど、初期はトリートメント剤をつけていたんですよ。で、「ロットも巻いてみたら、なんか良さそうな雰囲気が出そうじゃない?」というパフォーマンス的な気持ちでロットを巻き始めていたので(笑)。

ところがそうやってロットを巻いてみたら、お客様から「毛先の収まりが全然違うんだけど」とか「髪がしなるようになったよ」っていうお声が出始めて。薬剤を使ってないのになんでそんな効果が? って驚きましたね。

ええ。まずどんどんロットのサイズを細くしました。濡れた髪を細く巻くことで、キューティクルを伸ばせるし、かつ、毛根を押し潰すくらいの角度でロットを巻けば、髪の毛の根元がふわっと立ち上がらせることができる。そんなことを発見できたんです。

はい、もちろん。僕の美容師としてのルーツにも関係しているんですが、以前の対談でもお話したように、20歳の頃に江戸川区小岩の美容室で働いていたんです。

そうそう(笑)。そういう土地柄もあるのか、お客様の9割がご年配の方だったんですよ。で、ご年配の女性ってとにかく「髪はボリュームが命」。だから小岩時代は徹底的に「根元から立ち上げるためのブラシの技術」を叩き込まれたんですよ。

それがそうでもなくて。実際僕の周りにそういった「作り込むスタイル」を教わっている人は誰もいませんでした(笑)。だけど当時の僕は、根元の膨らませ方、ドライヤーの当て方、ブラシでのボリュームの出し方、髪型を長持ちさせるための乾かし方、といったことを毎日ひたすらやりこんでいたんです。

ハウオリ認定サロンに加盟すれば、そういった「人に合わせた巻き方の最適解」を岩上さんに教わることができるというわけですね。

そうそう(笑)。だからこそ、2回目、3回目以降もお客様の満足度をさらに上げていくために、またちょっと違うロットの巻き方をする必要がある。そういう技術ももちろん、加盟店のサロンさんには僕が直接お伝えします。

ですよね。ところがこれまでは髪の悩みを解消する手段として「育毛」か「増毛」の選択肢しかなかった。でもそこに「ハウオリ」という新しい選択肢が増えたことで「今の自分の髪の毛を若返らせる」ことができるようになるんですよ。まさに「新しい価値観」を提供しているというか。

いやぁ、素晴らしいですよ。小岩時代にひたすら磨き続けたブローの技術が、「ハウオリ」という特許技術へと繋がっていったということがよくわかりました。男女問わず、ぜひ多くの方にハウオリを体験していただきたいですね!
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。


















