「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第4回 実家の美容室を「掘っ立て小屋」と言われて

今回は、岩上さんが実家のある茨城県水戸市に戻って、ご自身の美容室「マハロコ」を開いた話をお伺いしたいと思います。

真ん中の弟は、美容師だったら誰でも知っているカリスマ美容師です。一番下の弟も美容師を目指していたんですが、高校からバンドを始めて、今ではMUCCっていうビジュアル系ロックバンドでメジャーデビューしてます。

割と反響あったんですよね。「120%満足する美容室」っていうキャッチコピーが刺さったみたいで。チラシの内容も、よくあるビジュアル勝負じゃなくて「ウチはとことん相談に乗りますよ」という想いの部分を打ち出しました。

お客さんの送迎とかしてましたね(笑)。当時はネットでお店の場所を調べることもできなかったので、「じゃあ迎えに行きます!」なんて言って(笑)。チラシとその送迎サービスで徐々にお客さんが増えていきました。

すごいですね! つまり吉祥寺の店舗と同程度の売上規模にまで持っていったと。……でも今気づいたんですが、これってご実家の美容室での話ですよね。まだ岩上さんの「自分の美容室」であるマハロコはオープンしていない。

そうなんですよ(笑)。ともあれ、そこで不動産業をやっている後輩が助けてくれて。「水戸であれだけ実績を上げてる人はそうそういませんよ」って、プロの目線で太鼓判を押してくれたんです。それでなんとかお借りすることができました。

なるほど。やっぱり岩上さんは周りの人に恵まれていますね。では、次回からはいよいよマハロコについてじっくり聞かせていただきます!
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。