「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第70回 ハウオリの新サイトは、行きつけサロンを「人」で選べる

先日リニューアルした『ハウオリ』のWebサイトですが、どんどん素晴らしく変化していますね! 特に『お客様の声』のページが充実しています。

おお、そこに気づいていただけたのは嬉しいです。美容室のサイトといえば施術前後の写真、いわゆる「ビフォー・アフター」を載せるのが一般的ですけど、それだと差別化できないなと思い、お客様の声を掲載するカタチにしてみました。

いいですね〜。そういった「実際の生の声」を見て「この髪の悩みも解決できるかも」と来店してくれるお客さんが増えそうです。ちなみにサイトでは『ハウオリ認定サロン』のページにも力を入れられていますね?

ですよね。加盟店の紹介ページにしては、ちょっと不思議なつくりだなと思って。サイトを見た人が「ちょっと遠いお店だけど、この人に施術してもらいたい」という意思でお店選びをしそうな気がするんです。やはりそこは岩上さんが重視しているところなんでしょうか?

美容師さんの人柄がよくわかるからこそ、お客さん側も「人」で選びやすいサイトになっていますよね。しかも岩上さんが「この美容師さんはこういうお客さんと合うと思います」というような「推薦文」も書かれていますよね。こういった「人と人とをつなぐこと」というのは、普段から意識しているんですか?

そうですね。これまでもお客様からハウオリのお問い合わせをいただいた時に、「お客様の雰囲気だと◯◯サロンの◯◯さんが合いそうです」とご紹介することも多くて。実際、サイトを見て愛知にお住まいの方がお電話くださったんですが、その方には京都の加盟店の美容師さんをご紹介しました。

そうなんですよ。しかもすごく気に入ってくださったようで、すでに何度か京都まで通ってくださっています。こうやってサイトを見た方が「行ってみたい」と興味を持ってくださり、実際に動いてくださった。このサイトが「お客様目線」に立った内容になっているなという実感を得られて嬉しかったですね。

ええ。だからこそ、1つの県に複数の選択肢があるくらい、ハウオリができるサロン・美容師さんが増えて欲しいなと。一番いいのは「行きつけのお店の美容師さんがハウオリを導入してくれる」というパターンですけど。

絶対そうでしょうね。慣れた場所で、信頼している美容師さんに施術してもらえるのが理想ですよ。すでにお客さん側からは「ハウオリをやりたい」とニーズが高まってきている今こそ、ハウオリを導入すべき絶好のチャンスだと思います! ご興味のあるサロンさんはぜひ岩上さんにご連絡してみてください。
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。