この対談について
“生粋の商売人”倉橋純一。全国18店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。
第30回 トップダウン経営のための情報開示と権限移譲
第30回 トップダウン経営のための情報開示と権限移譲

前回のお話で、万代さんでは「その月に何にお金を使ったか」を会議で開示すると聞きました。それって具体的にどこまで話すんですか? 例えば接待交際費なども全部オープンにするんでしょうか。

確かにそういうケースもありますよね。個人的には「ビジネスにプラスになるかどうか」という判断基準を持ってます。まぁ、社長同士で飲んでいて仕事の話をしないなんてあまりないですけどね。実際僕が安田さんとお会いする時も、ほとんど仕事の話しかしませんし(笑)。

そりゃそうですけど、なかなかその意思を貫けない人が多いんじゃないですかね。ちなみに1人で食事に行く時もプライベートなんですか。「食事をしながら仕事のことを考えてたんだ」みたいに言い訳しようと思えばできますけど(笑)。

う~ん、すごく難しいところですよね。一つ言えるのは、何でもかんでも移譲すればいいってものじゃないということです。ビジネスはやっぱり、社長のトップダウンが強く発揮できないと前に進んでいかないので。

ええ。ですから、ある程度の権限移譲は必要だと思います。ウチでも採用や仕入れなど、現場の裁量で判断してもらっている部分はたくさんあります。それでも、トップダウンとのバランスは常に気をつけていますね。
対談している二人
倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表
株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に18店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。