第85回 万代のエンターテインメントを世界に届けよう!

この対談について

“生粋の商売人”倉橋純一。全国21店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。

第85回 万代のエンターテインメントを世界に届けよう!

安田

倉橋さんはXでの発信をうまく採用に活かされてますよね。この対談を読んでくれる人の中にも、万代さんで働いてみたいなと感じる人も多いと思うんです。そこで、あらためて万代さんのビジョンについてお聞きしてみたいなと。


倉橋

ありがとうございます。万代としては、「リサイクルとアミューズメントを融合し、エンターテインメントをローカルから世界へ」というコンセプトを掲げています。これを全社で一番の旗印にしてますね。

安田

ははぁ、なるほど。万代さんで働きたいという人は、まずはそこに共感できるかが大事なポイントですね。


倉橋

そうですね。「北海道・東北エリアで培ったノウハウを世界に持っていく」ということにワクワクしてくれる人がいいなと。もちろん日本でのビジネスも続くので、全社員が海外に行くわけではないんですけどね。

安田

自分が実際に海外で仕事をするわけじゃなくても、会社が世界に挑戦するなんてすごく楽しそうです。そしてもう一つ重要なのはエンターテインメント、つまり「人を喜ばせること」が好きな人だということですよね。


倉橋

ええ、まさに。エンターテインメントって、僕は「お客様と働く仲間が一体となって感動を共有するもの」だと考えているんです。お芝居やスポンサーでも、作る側と観る側が一体になることで感動が生まれるじゃないですか。

安田

なるほどなるほど。つまりビジネスライクに自分中心で働きたい人ではなく、お客様との一体感を大切にできる人に向いているわけですね。


倉橋

仰るとおりです。企業理念としても、「私たちの仕事、それはお客様、働く仲間に感動を創ること」という言葉を掲げていまして、これが年末年始などの繁忙期はもちろん、あらゆる場面に共通する考え方なんです。

安田

なるほどなぁ。万代さんのビジネスをあらためて考えてみると、まさにそういう考え方が体現されたものだと感じます。


倉橋

ありがとうございます。海外進出が実現したら、さらに面白くなりますよ。ガチャガチャ一つとっても、日本とは比べ物にならないくらいのリアクションが返ってきますから。日本人からすると「ちょっとオーバー過ぎない?」って感じるくらいの(笑)。

安田

わかる気がします(笑)。それにしても、ガチャガチャもそうだし漫画やアニメなども、最初は日本の一部のコアなファンが喜ぶものだったのに、随分と一般化しましたよね。まして海外でこんなに人気になるとは。


倉橋

確かに以前は「オタク文化」という印象もありましたもんね。でも最近では一つのカルチャーとして世界中で受け入れられている。アイドルや歌手、ゲームなど、すべて「日本発の文化」として確立されているんです。eスポーツなんかの人気もすごいですしね。

安田

もはやサブカルチャーの域を超えていますよね。そしてそこに対して世界的ビジネスを仕掛けようとしているのが万代さんだと。いやぁ、ワクワクしますね。…ところでお話していた「ビジョンへの共感度」って、可視化が難しい部分ですよね。面接とかでどう判断するんです?


倉橋

確かにそのあたりは難しいですよね。「共感度は◯%です」みたいに数値化できるものでもないし。なので結局は1人1人とじっくり話してみるしかないのかなと。

安田

まぁそうなりますよね。ちなみに私のように感情をあまり表に出さないタイプの人もいますよね。めちゃくちゃ感動しているけど表面上はわかりづらいというか。そんな人でも大丈夫なんですか(笑)?

倉橋

もちろん大丈夫です(笑)。感動の表現方法は個人の自由ですから。

安田

それはよかった。意識しすぎるとぎこちなくなってしまいそうなので(笑)。ともあれ、万代さんのビジョンに共感して、一緒に感動できる人なら歓迎してくださると。

倉橋

そういうことです。海外進出についても近い将来本格的に動き出す予定で、僕自身、会社を創業した時のようなエネルギーが湧いてくるのを感じてます。

安田

おお、すごい。海外に関しては、まさにゼロからのスタートなわけですもんね。これから入社する人も、一緒にお祭り感覚で楽しめるといいですね。

倉橋

ぜひ! スタートする時ならではの「どんな絵を描こうか」という高揚感がありますからね。一緒に味わっていただけると嬉しいです。

 

 


対談している二人

倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表

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株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

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