新刊をご覧になった方からのご質問にお答えします。前半では、ページを指定しての具体的な質問です。「予算」と「実績」の違い。皆さんはピンときますか?Amazonのリンクはこちら(音声はこちら)
>>>大久保圭太氏のプロフィール

失礼いたしました!身を引き締めていきたいと思います。
「資金繰り表の重要性はわかったのですが」というところから始まっております。書籍の図10を見ますと「予算」と書いてあります。これはどういう意味でしょうか?実績の管理ではないのでしょうか?また、なぜ税理士の先生は資金繰り表を作成してくれないのでしょうか?財務諸表を見て毎月話すよりも、資金繰り表を見たほうが事業のイメージなどしやすく相談できると思うのですが、大久保先生はこのあたりどのように考えているのでしょうか?ご意見をお聞かせください。

(笑)資金繰り表は、基本的には財務の世界でよく言う未来の話がメインになるとは思うんだよね。この先どうなっていくかっていうことを管理するのが、おそらく資金繰り表のいちばんの意味というか。だからあえて「予算」って書いたんだけど。

だから、さっき言った財務アタマはこっちのアタマなんで、予算のね。だけど会計は、実績だったら会計と連動してるんだけど、あえて予算というか、これから先にどうなっていくのかってことをキャッシュフローで管理すると。で、これ、やるにはP/Lも必要なのよね。なのよねって(笑)先のいわゆる予算とか事業計画があって、P/Lをつくって、毎月の、そうなんだけど、資金繰りがやっぱ大事じゃない?P/Lがあって、そうなったときにちゃんと資金が回るのかっていうことを確認するために資金繰り表をつくるので。

そうそう。これは月次でやってるけど、日ごとにやっていかないといけなかったりする世界もあるわけだね。「15日足んねえだろ」みたいな。だから、どのレベルで管理が必要なのかってことによるんだけど、えーと、質問なんだっけ?予算が……?

そうそう。設定が難しい。要はB/S・P/Lをつくるためにできてるソフトだったから、そこからキャッシュフロー項目をどう拾ってくるかってことなんで。なので実績をつくらないというか、あまりつくれないんだろうね。

うん。だから、会社がちゃんと資金繰りをつくって更新していく、要は入ってきたら入ってきた金額を入れたり、支払ったら支払った金額を入れたりすれば正しいものが出るんだろうけど、割と合わないよね。要は何が言いたいかって、キャッシュフロー計算書つくってないから、中小企業は。だから資金繰り表の過去もつくれてないっていうこともあるんじゃないかなとは思うけど。


そうそう。で、4月に売上が400売掛金立ったら5月の入金に入れなきゃいけないじゃん?で、原材料も4月で、これ、P/Lだと翌月払いなら80立ってるんだよ、たぶん。で、翌月に80払うみたいな。これ、見てない人はまったくわかんない(笑)
・・・後半へ続く・・・