

でも、1人がだいたい30とか40見てるとして、やっぱり細かい質問とか、自社のことをどれだけ見といてくれるかっていうと、「計算のところで終わってる」っていうのはあるんですかね。そのへんどうなんですか?

あ、そうそう。この間……あれ、どこだ、場所は言ったらあれでしょうけど、何かの案件で「海岸線沿いを一大リゾートに開発する」みたいな話のときの、ソリューションの大久保先生の提案がえげつねーな、みたいな(笑)

(笑)。いやあ、だから全体で考えたときに、どこまで自分でやって、いちばんいいところまで仕入れて、ファンドないし大きい企業と組んで、一部株持ってもらって、もう一段大きく売るとかさ、そういうのってべつに税理士の仕事じゃないもんね。

でも、がんばってほしいけどね。そういうのを相談できる相手としての、信頼ある業界であってほしいとは思うけど。ま~、いろんな人に聞くしかないんじゃない?なんていうの、税務とか会計は税理士さんに聞いて…わかんないけど……むずかしいな。やっぱ経営者が勉強しなきゃいけない時代なんだろうね(笑)

「勉強したほうがいいですよ」っていうのをさ。知らないでしょ、たぶん。いま、だって、経営者だって50代60代が多いから、そういう会社ばっかりやってる人がJカーブモデルとか特に、前もあったけどさ、そういうこと言われたら「やめなさい」って言うよね(笑)

「赤字出すのやめなさい」って言われるもんね、たぶん。うーん、だから、いろんなアイデアが出せるかどうかっていう……まあ、経営判断は経営者がするべきだろうから。ただ、いろんな観点から刺激を与えられるかどうかっていうと、やっぱり税理士というよりはコンサルとか、他の業種とか、他の経営者とか、いろんな人と話して勉強するしかないんじゃないかという情けない結果にはなるんだけど。