第42回「私はお仕事ニューハーフ。」

このコラムについて
世の中の情報は99%が「現在」または「過去」のものでしょう。たった1%の未来情報をつかめる人だけが、自分のキャリアやビジネスを輝かせるのです。でも、未来情報なんか手に入らないよ!と思ったアナタ。ご安心を。もしアナタが古い体質の会社に勤めているなら超ラッキー。そんな会社の経営者ならビジネスがハネるかも。

未来コンパスが、あなたの知らない未来を指し示します。

 第42回  「私はお仕事ニューハーフ。」

独立・起業して生計をたてているプロに憧れます。
会社の後ろ盾が無くとも「〇〇さんに仕事をお願いしたい」というお客さんがいる。大変なことです。

才能も覚悟も月並みな私が歩み始めている道は、独立したプロでもない、企業の従業員だけでもない、その中間。いわば「お仕事ニューハーフ」です笑。

私は、企業に勤務する会社員ですが、弁理士として、日本弁理士会の委員会活動や研修にも参加しています。その活動がきっかけで、中小/ベンチャー企業の方々と仕事をする機会に恵まれました。昼間は勤務先、夜や土日はベンチャー。こんな二方面の働き方をしています。

もちろん、勤務先と競合する業務をしないことが大前提。
報酬にも配慮する必要があります。例えば、「いつかビジネスが成功したら知財役員にしてください笑(可能性低いなぁ)」だったり、「上場するときに株をください笑(まず無いなぁ)」だったり、「食事をゴチになる(7万円の会食じゃなければ許されるでしょ)」だったり、この程度なら皆さんの会社の勤務規則上もセーフではないでしょうか。

「中途半端だ!」「二足の草鞋はどうなの?!」とのお叱りもあるでしょう。それが正しいのかもしれません。なにせ自分でも模索中。10年後にどういう結果になるか分かりません。

でもTVを見てください。大活躍しているニューハーフの方が多いじゃないですか笑。
これは冗談ですが、まだない働き方を試行錯誤することには意味があると思っています。
キャリアもマーケットも似ているところがあって、競争が激しいレッドオーシャンでは成果を上げづらいのが現実です。会社組織にしろ、プロの世界にしろ、実力だけでのし上がれるのは、ほんの一握り。私のような凡人が仕事競争で勝ちぬくには、独自のポジションを見つけることが勝ちへの近道です。

・会社は嫌いじゃないけど、今の仕事になんとなく歯車感がある。
・社外でも認められる力をつけておきたい。

そんなモヤモヤを抱えながらも、いきなり会社を辞めるという選択は取れない。そんなアナタには「お仕事ニューハーフ」が適しているかもしれません。社外の仕事をすると、違う景色が見えますよ。一度トライしてみませんか?

ちなみに、「お仕事ニューハーフ」の商標登録をしている人はいませんでした。そりゃそうですよね笑。

 

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 この記事を書いた人  

八重田 貴司(やえだ たかし)

外資系企業/法務・知財管掌。弁理士。
会社での業務とは別に、中小・ベンチャー企業への知財サポートをライフワークとする。クライアント企業が気づいていない知的財産を最大化させ、上場時の株価を上げたり、高値で会社売却M&Aをしたりと言った”知財を使って会社を跳ねさせること”を目指す。
仕事としても個人としても新しいビジネスに興味があり、尖ったビジネスモデルを見聞きするのが好き。

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