このコラムについて
「担当者は売り上げや組織の変革より、社内での自分の評価を最も気にしている」「夜の世界では、配慮と遠慮の絶妙なバランスが必要」「本音でぶつかる義理と人情の営業スタイルだけでは絶対に通用しない」
設立5年にして大手企業向け研修を多数手がけるたかまり株式会社。中小企業出身者をはじめフリーランスのネットワークで構成される同社は、いかにして大手のフトコロに飛び込み、ココロをつかんでいったのか。代表の高松秀樹が、大手企業とつきあう作法を具体的なエピソードを通して伝授します。
本日のお作法/イノベーションで世界を変える
ヴィッセル神戸のイニエスタ選手が日本を離れることになりました。
寂しい。。
フットボール界のスーパースターである彼は、退団会見において、時折言葉を詰まらせながら「Gracias=ありがとう」と何度も感謝の気持ちを伝えていましたが、7月1日に神戸で行われる試合が最終戦になる予定とのこと。
寂しい。。
イニエスタ選手の経歴は
・ラ・リーガ優勝9回
・UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回
・UEFA欧州選手権優勝2回
・FIFAワールドカップ優勝(しかも決勝ゴール⚽️)
など、本当に世界最高の選手であり、それだけではなくその人柄や謙虚な姿勢も含めて、多くの人に尊敬され、愛される選手。
そんなスーパースターが日本に来て5年間も過ごし、
「日本に来たことは、自分の人生の中で『最高の決断の一つ』であり、これからもそうあり続ける。自分と家族を温かく歓迎してくれたこの国に対して、今では『特別な感情』を抱いている」
とまで思ってくれていることに、喜び、誇りを感じます。
タイトルとは無縁だったチームをキャプテンとして引っ張り、
・2019年シーズン:天皇杯優勝(クラブ史上初優勝)
・2020年シーズン:ACL(アジアチャンピオンズリーグ)ベスト4
・2021年シーズン:リーグ3位(クラブ史上最高位)
「僕にはこの日本で、ヴィッセル神戸というクラブを強くする使命があるんだ」
との言葉を実現してくれました。
と、ここまで読んでいただくと、「高松って、神戸のファンなの?」と感じる方もいらっしゃるかと。
いいえ。特にそんなこともなく、単なるフットボールファンです、、
・これまでJリーグに来た、数々の世界的ビッグネームは、結果が出ないと日本の事を悪く言ったり、チームの戦術や起用法に対して言い訳してたが、イニエスタからは聞いたことがない
・日本、神戸での生活とJリーグへのリスペクトをいつも感じられた
・ヴィッセルファンではないけれど、イニエスタにとって最高の形で送り出してあげてほしい
・こんなに謙虚で真面目で実直、理知的なスーパースターを初めて見た
・SNS上で、ヴィッセル神戸やJリーグ、日本のサッカーを悪く言う人はいてもイニエスタを悪く言うコメントは見たことがない
・なんなら、三木谷さんが大嫌いな人でもイニエスタを呼んでくれたことは賞賛している!
と、各種SNS上でのコメントにもある通り、僕もイニエスタの虜になっているひとりなのです。
「思い起こせば、2018年5月にバルセロナに赴き、ヴィッセル神戸を中心として『Jリーグを世界のトップリーグにしていきたい!』という話をさせていただき、そこから5年間、Jリーグのメインプレーヤーとして、ヴィッセル神戸だけではなくJリーグ、また日本のサッカー界に多大なる歴史的な貢献をしてくれたのではないかと思います」
とは、親会社、楽天グループのトップを務める三木谷さんのお言葉。
「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」
なる、ミッションを掲げ、日本中をエンパワーメントしてくれた三木谷さんへの感謝を込めて、少しばかり、楽天の紹介を。
1997年「インターネットで人はモノを買わない」と言われた時代に、「地方の小さな商店でも、コンピューターに強くなくても、誰もが簡単にお店を開けるようにしたい!」というコンセプトで、ネット・モール「楽天市場」を開設。
当時は、「従業員6人、サーバー1台、登録13店舗」でのスタートでした。
それが、現在では、
「100カ国・地域」以上から多彩な経験や能力を持つ優秀な人材が集まり、社員数は、およそ「28000名」に。
さらには「70超のサービス」と「17億人以上のユーザー」を抱え、
「世界30ヵ国・地域」にサービス拠点を構えるグローバル企業となっているのです。
常識にとらわれず
アイデアを重んじ
イノベーションで
世界を変える
「Gracias イニエスタ、Gracias ミキタニサン」