「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。
第17回 「コミュニケーションが苦手な人」に対する誤解

わあ、ありがとうございます。私が投稿しているのは「ポスティング会社あるある」なので、特に同業他社の方が共感してくださるみたいです。この連載をきっかけにポスティング業界で新しいことができそうな気がしています。

そうですね。まずは「決められたエリアに、決められた期日内で、決められた枚数を配る」ということです。もちろん配布エリアは絶対に間違えてはダメ。これがポスティングスタッフさんに最低限守っていただくことですね。

そうかもしれません。それでいうと以前、スタッフさんに実際に言われたのが「クライアントさんは、私たちが仕事を頑張る直接的な理由にはならない」と。つまり、彼らにとって大事なのは、雇用会社との関係性なんですって。

ああ、そうなのかもしれません。やっぱり世の中、自分からどんどん発言していく人にスポットが当たりやすいですよね。でもそういう人たち以外にも、才能を持っている人たちはたくさんいるんじゃないかと思ってます。

中辻さん自身もその1人だと。でも実際ポスティングって、あまり社交的でない方が才能を発揮しやすい仕事なのかもしれませんね。基本的に1人での作業なわけで、他人とコミュニケーションを取る必要がないですし。
対談している二人
中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役
1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。