「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。
第33回 経営者の心得は、他人に頼ること

そう思います(笑)。あとは、「自分がいつも物事の中心にいたい」というような“自己顕示欲強めの人”も、絶対経営者向きですよね。そういう人が会社員をしていると、たぶんどこかのタイミングで、雇われていること自体が窮屈になっちゃうと思うので。

正直、多々ありました(笑)。「会社はこう判断してるけど、こっちのほうが費用対効果よさそうなのに!」なんてよく考えてましたから。でも「イチ社員」の立場では、結局は会社の決定に従うしかないんですよね。

まぁそうですよね。ただ、だから会社員の方がいい、とも思わないんです。会社が倒産すれば、経営者だけじゃなく社員もダメージを受けます。大きな流れに一切関与できず、ただ巻き込まれるだけだと思うと、経営者以上に理不尽なわけですよ。
対談している二人
中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役
1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。