「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。
第61回 漢字が書けなくても、経営者として成功できた秘密

これまでの対談で中辻さんはよく「漢字が書けない」ということを仰っていますよね。本当に全然書けないんですか?

笑。まぁ、かく言う私もいざ書いてみようとしたら、「事務所のムって、どういう字だっけ?」と一瞬手が止まったんですけどね(笑)。でもそう考えると、仕事をする上で「事務所」と書けなくても、特に差し障りはないんですよね。

漢字だけじゃないんですけど、英単語とか年表とか、いわゆる「暗記モノ」がすごく苦手なんです。学生時代、追試を避けるためにノートに何度も何度も書いて練習するんですけど、次の日になると記憶がリセットされていましてね(笑)。

そうなんですよ(笑)。何も考えずに書き進めたら、全部ひらがなになってました(笑)。ああ、それで言うと保育園時代の連絡帳もひどかったですよ。「きのうのよるは、ねつがありました」みたいに、ぜーんぶひらがな。たぶん安田さんが想像している以上に、私は漢字が書けないです(笑)。

笑。そういう私も、中辻さんが想像できないくらい、字が下手なんですけどね(笑)。たぶん小学校低学年の子よりも下手だと思います(笑)。…それにしても、漢字にしろ字の上手い下手にしろ、日本は「社会人マナー」に厳しい気がしませんか?

自分なりには頑張っていたつもりですけど、今考えればだいぶおぼつかないレベルだったと思いますね(笑)。そもそもホテルの面接を受けた時に、母のことを平気で「ママ」と言っていたくらいですから(笑)。

私、紙の書籍ももちろん好きなんですが、基本はAmazonのKindleで読むんです。あれはすごく便利で、アプリ上で読めない漢字とかわからない語句を長押しするだけで、すぐに調べられるんです。
対談している二人
中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役
1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。