vol.98【heartの絵|【MYゆるスイッチ】を持って今年一年のチカラに】

 この記事について 

自分の絵を描いてもらう。そう聞くと肖像画しか思い浮かびませんよね。門間由佳は肖像画ではない“私の絵”を描いてくれる人。人はひとりひとり違います。違った長所があり、違った短所があり、違うテーマをもって生きています。でも人は自分のことがよく分かりません。だからせっかくの長所を活かせない。同じ失敗ばかり繰り返してしまう。いつの間にか目的からズレていってしまう。そんな時、私が立ち返る場所。私が私に向き合える時間。それが門間由佳の描く“私の絵”なのです。一体どうやってストーリーを掘り起こすのか。どのようにして絵を紡いでいくのか。そのプロセスをこのコンテンツで紹介していきます。

『heartの絵|【MYゆるスイッチ】を持って今年一年のチカラに』

新しい年を迎えると、いろんなことが始まる。

「何かが変わりそう」とワクワクする季節です。
だから、今回はheart(心)の絵を選びました。
Heartの中に、さまざまな色合いが入り混じる、
温かな黄色とピンクのheartの絵です。

肩のチカラが抜ける
描き下ろしのドローイングを選びました。

何か始めようとする時には、
「頑張るぞ!」と
つい肩や身体にチカラが入るものです。
まぁ、始める時は、ピリッとした緊張も心地よいもの。

でも‥‥、変化を成し遂げる達人たちは、知っています。
本当に大切なのは、【柔らかさ】なんだと。
プロサッカーの長谷部誠選手は、柔らかい背中をもつことで、バランスがよくなり、ケガに強い体になったそうです。

人間は、慣れないことにチカラが入ります。私は実際、昨年都立大で人間健康科学科のゼミに初めて出たあとは、体がバリバリになっていました、苦笑。絵をオーダーしに来る人も、緊張していることが結構あります。誰だって最初は緊張するし、疲れます。

だから、
「頑張っているね」
「お疲れ様」
など、自分に語りかけて、緊張を解く習慣が持てると楽になります。

いつも自分が緊張している時に、誰かがそばで言ってくれればいい。もちろん、オーダーセッションでは「世間話でもなんでも話してください」と最初に緊張を解きます。だけど年明けなどは、みんながスタートダッシュに夢中になっているかもしれない。その時に自分で自分を緩める習慣があると、チカラになるのです。

でも困ったことに緊張している時は、意外と自分が緊張していることに気がつかない。私は大学のゼミが終わって「こんなに緊張していたのか」と思いました。ふっと視点を移る時にようやく気がついたりします。ゼミは時間が来たら終わりますが、絵の制作では、すっかりのめり込んで、気がつくと「あっ」という間に数時間経っていることもしばしばです。小さな絵を、腰をかがめて何時間も描いているときなどは、ガチガチになってしまい後が大変です、苦笑。

だから、私は【MYゆるスイッチ】をいくつか持っています。

コーヒーブレイク
ちょっとした深呼吸
ストレッチ

人によっては、きっと色々あるでしょう。

雑談
気に入った音楽をかける
‥‥
‥‥

いろんな方法があります。人はみんな違うので何が正解というのはない。

なんにせよ、自分のお気に入りを探して、いくつかの【MYゆるスイッチ】を持つ。

それは、自分を自分で整えるチカラになります。

私のところには、「変わりたい。枠から出たい。」という方がよく訪れます。中には、「門間さんが理系の研究室で研究を始めたから、他で聞けない話が聞ける。経営の参考になる」という社長もいました。門間が変わった絵の道を歩いているから、話が聞きたい、参考にしたい、その絵がほしい‥‥、と言われます。

私自身、本当にちっぽけな自分から始まって、画家へと変化してきたのでわかる気がします。

今年かわろう!
というときは、変わるための行動を続けていく必要があります。

今までと違うことをするのだから、正直しんどい。でも、しんどさの先に、今までに見たことのない世界が見えてくる。

それがわかるとおもしろくなってきます。しんどさも吹き飛びます。
今までにない自分も見えてくるし、今までにない出会いにも恵まれる。
想像しなかった楽しいことも起きます。

だから、緊張を緩める習慣を色々持って、人生を歩いて行くのは大切だと感じます。

もちろん、絵を見るのも心を緩める方法の一つ。
ですので、今回の絵を気に入ったら、あなたの【MYゆるスイッチ】にしてください。
私は、<生きている絵>であるよう、呼吸するような空気感を表現しています。

今回のheartの絵は、ふんわりしているので「ふ〜っ」と一息入れるのに合いそうです。

今回完成した作品 ≫『heart』

 

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 著者の自己紹介 

ビジョンクリエイター/画家の門間由佳です。
私にはたまたま経営者のお客さんが多くいらっしゃいます。大好きな絵を仕事にしようと思ったら、自然にそうなりました。

今、画廊を通さないで直接お客様と出会い、つながるスタイルで【深層ビジョナリープログラム】というオーダー絵画を届けています。
そして絵を見続けたお客様から「収益が増えた」「支店を出せた」「事業の多角化に成功した」「夫婦仲が良くなった」「ずっと伝えられなかった気持ちを家族に伝えられた」「存在意義を噛み締められた」など声をいただいています。

人はテーマを意識することで強みをより生かせるようになります。でも多くの人は自分のテーマに気がついていません。ふと気づいても、すぐに忘れてしまいます。

人生

の節目には様々なテーマが訪れます。

経営に迷った時、ネガティブになりそうな時、新たなステージに向かう時などは、自分のテーマを意識することが大切です。
また、社会人として旅立つ我が子や、やがて大人になって壁にぶつかる孫に、想いと愛情を伝えると、その後の人生の指針となるでしょう。引退した父や母の今までを振り返ることは、ファミリーヒストリーの貴重な機会となります。そして、最も身近な夫や妻へずっと伝えられなかった感謝を伝えることは、絆を強めます。そしてまた、亡くなった親兄弟を、残された家族や友人と偲び語らうことでみなの気持ちが再生されます。

こういった人生の起点となる重要なテーマほど、大切に心の中にしまいこまれてカタチにしづらいものです。

でも、絵にしてあげることで立ち返る場所を手に入れることができます。

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