
はい。今日はこんな質問をいただいております。30代、経営者の方です。いつも楽しく聴かせていただいています。自分の価値の見つけ方について一緒に考えていただけませんでしょうか。自営をしていて、年々便利になって、いろんなことを1人でもできる時代になってきたと思います。安田さんは境目研究家×コンサルタント×著者(作家)というように、いろんなことができる人だと思います。これからの時代はもっと人に価値が出てくる時代が来るのでは?と思うようになりました。何かの本で「3つくらいプロとして名乗れるポジションがあると、1万人に1人の目立ったキャラになれるんだ」という主張を読んだことがあります。自分の価値を探すために、ある人はストレスに感じることでも自分はそう感じないことや、自分の好きなことをかけ算していくのが、振り返ったときに自分のポジションを確立するための近道のような気がするのですが、みなさんどう思われますか?自分の価値を見出すには、どうしていくのがよいと思われますか?栃尾さん、ライター×哲学の先生×プロさみしがり屋。金子さん、社会音楽家×ゲーム配信者×ハムスター愛好家。余談ですが、309回を聴いて僕が受けたアドバイスを思い出したのですが、「さみしがり屋は意識が自分に向きすぎている」という辛らつなものでした。自分が今どうあるかということに気が付くのは、とても尊いことだと思います。長文失礼しました。安田様、またコーヒーを送らせていただきます。

私、チラシのラフを手書きでササーって書くんですけど、それをパッて友達に送ったら「え、デザインもできんの!?」って言われたんですよ。つまり、デザインの領域に入ってるみたいなんですけど、それ、でも、私、普通に当たり前にやってたから人よりできると思ったことはあまりないんですけど、そういう、人に言われてはじめて気づく、「え、これ、みんなできんじゃないの?」みたいなことってわかりにくいなと。

僕もよく、学生さんとかで何が得意かわかんないとかいう人にたまにアドバイスするんですけど、昔メルマガにも書いたんですけど、自分が親指だとして、親指くん、他の指とか他の臓器を見ないと親指の役割はわかんないっていう。

親指以外にまったく目も触れないと「何のためにオレは付いてんだ?」ってことになんですけど、「どうやら他の指と協力してはさむためにあるんだ」とか「どうやらそれは全体とつながってて、胃袋くんというのは食べ物を消化してみんなに栄養を回してんだ。だからオレたちが動けるんだ」みたいなのがあるわけじゃないですか。だから自分の役割って、自分以外の人が自分に何求めてんのかとか、何やったら他の人は「ああ、この人すげえ」って思ってくれんのかっていうことなんで、さっきの栃尾さんのデザインも、自分ではそう思ってなくても、それを求めてる他の人からしたら十分にすばらしい役割なわけなんですよね。

ただ、それをどうやってお金に換えるか、みたいなところでみんな悩むんですけど、その方法のほうがきっと難しくて。僕は、だから、ひたすら自分の役割を無償でもいいんで与え続けるっていうことがまずスタートだと思いますけどね、今の時代。そしたらマーケットができちゃうんで、そのあとでどうやって商売にするかっていうのを考えればいいんで。みんな最初に売ろうとするから売れないと思うんですけどね。やっぱ金子さんはニュートラルポジションって感じしますけどね。
*本ぺージは、2018年12月5日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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