【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「なりわいチャンネルって何?」2020年8月19日配信

第412回 「なりわいチャンネルって何?」
好きや得意で食べていけたら幸せですよね。
でもそれを学ぶ場所がない?
なければつくればいいのです。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

皮膚炎になりました。金子亜佑美です!

安田

安田佳生です。

栃尾

皮膚炎?

金子

皮膚炎です。脂漏性皮膚炎と「酒さ」という皮膚炎になりましたー。

栃尾

大変。お顔ですか?

金子

お顔ですー。

栃尾

そっかぁ。悲しいね。

金子

お化粧できないし。

栃尾

そうだ。

金子

もう、しょうがないし。

安田

ストレス?

金子

そうなんですよ!

栃尾

プリプリしてるじゃん(笑)

金子

(笑)

栃尾

では、今回も前回に引き続く形で、ポストコロナの子育てビジネスですか。

安田

子育てというかですね、自分が興味ある分野に出会うとか、よく、いろんな人との対談で、師匠との出会いというか、人との出会いというか、そういうのが大事だっていう話をよくするんですけど、そういうものに出会う場所があんまりないじゃないですか。

栃尾

はい。

安田

なので、ひとりで好きなことをやって生計を立ててるような人を先生にして、弟子入りできるような、そういうオンラインの、なんでしょうね、学校じゃないんですけど、新たな事業っていうかですね、師匠に出会う……

栃尾

子ども向けってことですか?

安田

いや、小学生以上であれば誰でも参加できるようにしようと思って。

栃尾

おっ、いいですね。大人もまぜこぜで。

安田

そうなんですよ。

金子

へぇ~。

安田

で、45分の授業を月1回やってもらうんですけど、質問を受けたりする人もいれば一方的に授業をやる人もいて、いろいろだと思うんですけど、スタートは100人ぐらいの先生でやってみようかなと思ってまして。

金子

おぉ~。

安田

年齢によって参加費を変えようと思って、大人は月3,000円もらおうと思ってるんですけど……

金子

安い!

安田

小学生は500円とか。あと、中学生だったら1,000円とか、そんな感じでやってみようかなと思ってるんですよね。

栃尾

それ、一方的なっていうか、一方向の講義なんですか?いまのところ考えてるのは。

安田

いえ。その場で質問できたりとか。ただ、質問の時間が何分とかはあんまり決めないようにして、先生に任そうかなと思ってるんですよね。最初から最後まで質疑応答になっちゃう先生もいれば講義やる人もいて、いろいろだと思うんですけど。

栃尾

ワークショップもあるみたいな?

安田

そうですね。僕は個人的に、そこで自分の商品のつくり方とか、お客さんの集め方とかをやろうかなと思ってるんですよ。

栃尾

いいですね。

安田

自分の小さなブルーオーシャンの見つけ方っていうかですね。いろんな面白い、学校にいたりとか会社員でいたらなかなか出会えないような面白い大人で、なおかつ、それがちゃんと社会で仕事として機能してるような人、そういう人がいれば、ゆるーい弟子入りっていうか、好きなときに弟子入りして、興味なかったら勝手に離れていくという感じで、過去の番組を全部YouTubeとかにアップして見れるようにしちゃおうかなと思ってるんですね。『なりわいチャンネル』っていうんですけど、自分のなりわいを見つけるための。やっぱり、社員じゃない時代の自分のなりわいを見つける場所がいるんじゃないかなと思って。

金子

うんうん。

栃尾

そうですね。前回の話でいうと、不登校の子とかって、親だけじゃなくて本人も「将来どうするんだろう」ってすごい不安なんですよね、結局。

安田

ですよね。

栃尾

はい。「学校に行けないけど、行ったほうがいいんだろうけど行けない。僕の将来はどうなるんだろう」って思ってるんで、そういう子の助け、「こんな仕事もあるし、こういう特技を生かせるよ」みたいなのがわかるっていうのは、すごい助けになると思いますね。

安田

たぶん、「不安」っていうのは「ごはん食べていけるのか」とか、そういうことだと思う。

栃尾

そうですね。

安田

だから、自分が好きなこととか得意なことを見つけて、それが収入につながっていくように、それで人にも喜んでもらえるような、何かそういうスキルとかを身につける場所ですかね。

栃尾

『13歳のハローワーク』ってすごい昔にあったのはご存じですか?

安田

はい、知ってます。本ですよね。

栃尾

そうですそうです、いろんな職業が載ってる。でも、それは読むだけだったので、それをもうちょっとリアルで感じられて、それこそ弟子入りできるみたいなマッチングも兼ねてるし、みたいな感じですかね。

安田

そうですね。

金子

すごーい!マッチングしてくださるのは結構ありがたいですね。

安田

まあ、自分で探していくんですけど、たとえば、それで教えてもらってた側が自分でビジネスを面白いと思ってできるようになってきたら、そこでこんどは先生になっちゃうっていうこともありだと思うんで、小学生の先生がいたりとかしても面白いかなと。

金子

あー、それは面白い。

栃尾

そうですね。うんうん。いいと思います。実際、知り合いの子どもがなんとかアクアリウムにめっちゃ詳しくて、大人の人が始めたくて、その子に教わって買い物に行くみたいな話をしてましたね。

安田

え、何ですか?アクアリウムって。

栃尾

普通、水槽って魚を育てるんですけど、そうじゃなくて水草が主役みたいなやつ。

安田

あー、なるほど。

栃尾

ネイチャーアクアリム?だったかな。それに、いま、子どもも興味があればどんどん大人より詳しくなっちゃうので、YouTubeとか見て。だから、すごい知ってるみたいですね。それで教えてあげるみたいなことを言ってました。

安田

なるほど。興味の方向がすごくアンバランスというか偏っていっても、いまの時代ってそれが仕事になる時代になってきてるわけなんですけど、そういう「アクアリウムにやたら詳しい」とかもそうですけど、ただ、なんていうか、学校で学ぶ5教科を勉強して、就職していい会社に入る以外に、お金の稼ぎ方を回りの大人が知らないじゃないですか。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

先生も先生しかやったことないんで、「好きなことをやって生きていけるよ」とは先生も言えないし、親も言えないし。だから、実際にそれで職業として成立してる人と、たくさん話聞いてみて、「この人がやってることだったら俺もできるんじゃないか」みたいなのに触れ合っていけばいいのかなと思ってるんですよね。

栃尾

いいと思います。実際、私、自分の仕事を子どもにすごい話すんですけど、フリーランスで、しかも私指名で仕事が来るっていう特殊な仕事なので、自分の子どもにもそういう感覚がすごい身についてますね、「好きだったら受ければ?」みたいなこととか。そういうのって普段一緒に話してないと、なかなかわかんないよなって思います。

安田

うん。

栃尾

だから、サラリーマンの方の子どもだと、そういう感覚でしか身につかないよなと思いますね。

安田

なるほどね。いまって、ネットができて商売が始めやすくなったじゃないですか。

栃尾

はい。

安田

お店つくるのでも、自分で勉強してホームページのつくり方を勉強したら、お店できちゃうわけで。

栃尾

ほんとですね。

金子

うん。

安田

結婚とかはね、法律で「何歳以上」とか「親の許可がいる」とかって決まってますけど、考えてみたら、仕事とかお金儲けってべつに何歳でやってもいいわけじゃないですか。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

たとえばプロの野球選手とかサッカー選手って、みんな子どものころからやってるんですね。

金子

うんうん。

栃尾

はい。

安田

22歳で大学卒業してから普通の多くの大人って仕事を始めるんですけど、つまり、それまでゼロなんですよね。

栃尾

はい。

安田

社会に出てお金を稼ぐスキルがゼロな人が、それから始めるんですけど、他の分野では22歳までゼロなんていうのはあり得ないんですよ、プロになる分野。

金子

ああ、そうか。

栃尾

なるほど。

安田

そうじゃないですか。「22歳までまったく楽器も触ったことない」みたいな人がプロミュージシャンになるって、あんまりないと思うんですよ。

金子

ないですね。うんうん。

栃尾

うん。

安田

そう考えると、ちょっと異常な状態なんじゃないかなあと。22歳まで商売とか自分の得意分野での仕事に触れずに大人になることが。

栃尾

はい。

金子

うーん。

安田

もっと早い段階から、それでお金を稼ぐっていうことを小中学生ぐらいで普通にやってれば、「仕事ってこういうもんなんだな」っていうのがわかるわけで。ちっちゃいころからやってたら野球とかサッカーとかも、ある程度うまくなるじゃないですか、プロになれないまでも。

栃尾

はい。

安田

商売も絶対うまくなると思うんですよ、ちっちゃい頃からやれば。

栃尾

結構有名なベンチャーの方とかって子どもの頃から転売してたとか、安田さんも子どもの頃からやってらした気がしましたけど、そういうのはすごいあると思いますね。

安田

そうですよね。それを教えてもらえるとかアドバイスしてもらえる場があるといいなっていうのが、この『なりわいチャンネル』の趣旨でして。

栃尾

いいと思います。

安田

商売上手な小学生を増やしたいなと思っております。

栃尾

はい。ぜひ、うちの子を1期生にお願いします(笑)

金子

(笑)

安田

ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2020年8月19日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
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金子亜祐美
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