【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「稼ぐと儲けるの境目を教えてください」2019年6月19日配信

第351回「稼ぐと儲けるの境目を教えてください」
というご質問。
ワイキューブ時代は儲けることを考えた。
今はただ稼ぎたい。そう答える安田の真意とは。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

私のスマホの待ち受けは、THE ALFEEです。金子亜佑美です。

栃尾

懐かしい(笑)

安田

安田佳生です。

栃尾

「懐かしい」って言っちゃいけないね。

金子

はい。そうですね。まだ健在です。

栃尾

……。

安田

……。

金子

私か!すいません(笑)40代、行政書士の方からご質問いただいてます。みなさん、おはようございます。

安田

おはようございます。

栃尾

おはようございます。

金子

毎週水曜日、朝一番で聴かせていただいております。さて、安田さんに質問です。「稼ぐ」と「儲ける」の境目はどこにあるのでしょうか?また、安田さんにとっての仕事は、どちらの言葉の意味合いに近いでしょうか?ということです。

安田

ん~、なるほど。どっちに近いんでしょうね。稼ぐ。儲ける。うーん……。

金子

境目。

栃尾

イメージなんですけど、「稼ぐ」って売上っぽくないですか?「儲ける」って利益っぽくないですか?

安田

そんな感じしますよね。

金子

お~、じゃあ違うもの?

栃尾

私のイメージ。だから、赤字でも「稼ぐ」って言うかなあ。どうなんですかね。

安田

言うんじゃないですかね。

金子

あ~たしかに。

安田

たとえば給料は「稼ぐ」って言うけど「儲ける」って言わないんで、あれはまさに会社で言うと売上なんで。なんでしょうねえ、あとは、時間を使って何か対価を得るっていうよりは、投資して、仕組みとして利益が出るっていうのが「儲ける」って感じがしますけど。

栃尾

時給で稼いだのは「儲ける」とは言わない的な?

安田

「稼ぐ」って、自分の時間なり肉体なりを使ってるイメージがありますよね。「儲ける」って、自分がお金だけだして、誰かが働いて、利益が残ったらもうかるじゃないですか。

金子

もうけもうけ!みたいな?

安田

もうけもうけ!みたいな?!?

栃尾

この間、安田さんのメルマガであった「レバレッジ」ってやつじゃないですか?

安田

はい、そうですね。

栃尾

「安田さんにとっての仕事は、どちらの言葉の意味合いに近いでしょうか?」っていう質問もありますけど。

安田

僕は「稼ぐ」に近いですね、そういう意味では。

金子

お~、そうなんだ。

栃尾

あ、そうなんですか。

安田

はい。前、社員がたくさんいる頃は、「稼いでる」というより「利益を最大化する」という感じだったんで、いかにして人とお金を動かして利益を最大化するかっていうことでいくと、「儲ける」に近かったんだと思うんですね。

金子

むかしはそうだった?

安田

むかしは。で、そこから出た利益からしか自分が給料取れなかったんで。いまは、自分の時間とか自分のスキルを直接お金に替えてるんですね。だから「稼ぐ」っていうのに近くて。結構前は「儲ける」っていうほうが好きだったんですけど、汗水垂らして働いて稼ぐよりは、うまく頭を使って利益をたくさん出すほうが気持ちよかったんですけど、最近そこが変わっちゃいましたね。最近は稼ぐ自分が好きっていうか。

栃尾

へ~。

金子

いいですね。

安田

儲けたお金よりは、稼いだお金でご飯食べるほうがおいしいかなっていう。

金子

お~、感覚的。

栃尾

へ~、いい人っぽい(笑)

安田

「ぽい」ってどういうこと(笑)

金子

(笑)

栃尾

いい人っぽくなってる(笑)

金子

ホントだホントだ。

安田

「ぽい」って言われたら困りますけど。

栃尾

「ぽい」外しましょうか(笑)

安田

よく、だから、聞かれるのは、自分の時間をお金に換えると、「自分が病気になったりとか動けなくなったら、収入ゼロになっちゃうじゃないか」っていう。でも、たしかにそのとおりで、仕組みで収益を上げるようになったほうが、何かあったときに何とかなるっていうのもあるし、自分が休めるというのもありますよね。休んだら収入ゼロになっちゃうんでね。

栃尾

たしかに。

安田

まあ、でも、いまのところ100パーセントに近いぐらい「稼ぐ」に近い感じなんですけど、年も年なんで、もうちょっと仕組み化することも考えようかなと、ちょっと考えてます。

金子

へぇ~、なるほど。

栃尾

あ、そうなんですか?

安田

はい。

栃尾

最近ですか?

安田

最近。

栃尾

どれぐらい最近ですか?

安田

うーん、ここ1年ぐらいですかね。まだ構想中ですけどね。

栃尾

それは「誰かと一緒に」みたいな?

安田

そうですね。人を、でも、雇うっていうことは考えてないんで、雇わない新たな仕組みをつくろうかなとは思ってますけど。でも、そうなったとしても、やっぱり収入の半分以上は稼いで得たいですかね。死ぬ直前まで稼いでたいですかね。稼いでたいっていうか、仕事してたいですね。

金子

いや~、いいですねえ。

栃尾

うん。

安田

いいですか?

金子

いや、いいですね、いいですね。

栃尾

「死ぬ直前まで」っていうのが?「稼ぐほうが好き」ってことが?

金子

そうですね。好きなことでお金が得られるっていうのがいいですね。

安田

仕事やってるときがいちばん楽しいですからね、やっぱり。

栃尾

人生でですか?

安田

人生でいちばん楽しいですね。最近、実は僕、お酒を飲まない日っていうのがなかったんですけどね、ずっと、毎日必ず結構な量を飲み続けてきたんですね。で、去年、実は1年間「土曜日にお酒を飲まない」っていうことをやりまして、今年は「土日に酒飲まない」っていうことをやってまして。

栃尾

増えてる増えてる(笑)

安田

土曜に1日だけ酒やめるって、結構つらいんですよね。我慢してるんで、日曜日にすごい飲んじゃうんですよ。でも、2日ってなかなか我慢では乗り切れなくて、それなりに飲まない日を楽しむ術を覚えるわけなんですね。そうすると、飲まなくても楽しめるようになってきて、最近は平日での飲まない日とかあったりとかして。で、なんでそんなことしてるかっていうとですね、健康っていうのももちろんあるんですけど、どうしても頭を使う仕事なんで、落ちてくるんですよ、パフォーマンス。

金子

お酒でですか?

安田

お酒で、はい。

金子

へぇ~。

安田

で、死ぬまで、いまの仕事好きなんで、頭使って人の役に立つアイデア出すっていうことを、まあ、いつ死ぬかわかりませんが、生きてる間はじいちゃんになってもやりたくてですね、そのために調整してる。

栃尾

なんでお酒が原因ってわかったんですか?

安田

他に原因が考えられないっていう(笑)

栃尾

老衰かも、っていうのはないんですか?(笑)

金子

(笑)

安田

(笑)それはあります。

栃尾

けど、お酒をやめればもうちょっと止められるだろうと。

安田

ま、基本は老衰なんですけど。

栃尾

(笑)

安田

老衰で落ちていくじゃないですか、それを何かで補わないといけないんで、お酒で落ちてた分を落ちないようにすれば、老衰分を若干カバーできると。

金子

なるほど。

栃尾

なるほど。私の知り合いが法学部に行くぐらい記憶力がすごいよかったんですけど、お酒がめちゃくちゃ好きで、めちゃくちゃ飲むんですよ。で、いま、たぶん40何歳とかですけど、記憶力がもうぜんぜんないんですよね。

安田

そうなりますよね。

金子

お酒で?

栃尾

お酒飲みすぎじゃないかなって思ってるんですけど。

安田

栃尾さんも結構飲むじゃないですか。

栃尾

私飲まないです(笑)

安田

飲まないんですか?

栃尾

普段ひとりで飲まないんで。

安田

あ、そうなんですね。

栃尾

そうですね。1週間まったく飲まないっていうこと、普通にあります。

金子

お、すげ。

栃尾

一緒のとき、そんなに飲みましたっけ?(笑)

金子

ヘヘヘヘ(笑)

安田

でも、結構お酒好きなんで、人生で何が好きかっていうと、お酒飲んでる時間が好きなんですけど、それをやめてもいいかなっていうぐらい、仕事のほうが好きかなっていうふうになってきた、っていうことですね。

栃尾

ああ、それが、でも、お酒のほうが好きだったら、危険だったかもしれないですよね。

安田

どうなんでしょうね。

栃尾

たぶん私の知り合いはそうですね。「お酒やめるぐらいなら人生やめる」ぐらいの人かもしれない。

金子

逆?なるほど。

安田

最近、だから超健康的ですよ。きのうなんて9時に寝ましたからね。

栃尾

私、10時に寝ましたね。

安田

あ、早いですねえ。

金子

私は朝の3時ぐらいに寝ます。

栃尾

そうでしたそうでした。あんま寝てない?

金子

ぜんぜん寝れなかった。

安田

じゃあ、どうなんでしょう、「稼ぐ」と「儲ける」、まだ金子さんの意見を聞いてませんが、もう時間が(笑)

栃尾

(笑)

金子

境目が要するにない……ない、違うフェーズ、フェ……違う……れ……あるってことですよね。違うところにあるっていうことですよね、要するに、いま言ってる話だと。

栃尾

ああ、グラデーションじゃないってこと?

金子

グラデーションじゃなくて、別の界わいにあって、境目がつくれない、「稼ぐ」と「儲ける」だと。

安田

はい。ありがとうございます。

金子

(笑)

栃尾

(笑)でも、違いは明快ってことですよね。

安田

じゃあ、おまとめを。

栃尾

(笑)

金子

あ、お願いしまぁす。

栃尾

自分のスキルとか時間とかを使ってお金を得ることを「稼ぐ」で、そうじゃないこと、何でしょうね、投資とか、お金でお金を増やすみたいなことが「儲ける」ようなイメージですねと。

安田

が僕はありますね。でも、売上と利益にも近いかもしれないですね。

栃尾

そうですよね。で、安田さんはずっと稼いでいきたいので、お酒をやめていくということで。

安田

はい。ありがとうございました。

栃尾

(笑)ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2019年6月19日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから


ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。

安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
emitochio.net

 

 

 

金子亜祐美
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