こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
筋肉貯金はするな!その日に使え!ということで、金子亜佑美です。
安田佳生です。
筋肉貯金?
筋肉つーか、体力貯金というか、その日に毎日使ったほうがいいなと思ってます。
体力を残して1日を終えるな!ってことですかね。
はい。
あ~。「温存する」とか言うもんね。
はい。温存せずに、全部使ってその日を終えたいなあと毎日思ってます。
あ、いいですね。
はい。
いいですねえ。
そして、今日は安田さんのお悩みを聞く回です。
はい。あのー、最近ですね、いろんな人と若者向けのイベントとかウェビナーとかやってるんです。
おお。
「若者に対して優しくない」とよく言われるんですね。
(笑)。「若者に対して優しくない」って最近言われるんですか?
「安田さんは壊し屋です」と。安田と直接会わすと「壊れちゃう」と。だから、すごいセッティングする人が気遣うそうで。
えーっ。
たとえばね、自分が何か新しい仕事とかを探すとか、自分で何か得意なことを仕事にしたいっていう、そういうのが私の相談として多いんですけど、「友だちにそれを知られたらどうしよう」とか、「見られたくない」みたいな人がいるらしいんですね。
ふーん。
「そんなん気にしなきゃいいじゃん」ってことで、「じゃあ、どうやったら気にしなくなるんですか?」って聞かれたんで、いつもの例の「タヌキ作戦」を教えたわけですよ。
(笑)
「自分が付き合いたい人とか、自分にとって都合のいい人以外はタヌキにしか見えないという作戦を私は思いついた」という話をしてたら、「そんなことができるか。何がタヌキだ」とか言われちゃってですね、「そんなの、タヌキだと思えたら苦労するか」みたいなのでですね、「それができないから苦労してんだよ」みたいなことで、とにかく「安田は若者のピュアなハートを壊してしまう」なんて言われてるんですよ。
ふーん。
だから、お二人も私にそういうふうに実は思ってんのかなあ、とか。
ふは(笑)
若者限定なんですか?
あ、若者限定だと栃尾さんが外れちゃうんでですね。
はははははは(笑)
私もはずれそう(笑)
言われるのは「若者に対して」って言われるんですか?
いや、そのとき言われたのは「若者に優しくない」って言われたんですけど、でも、いままでの人生で、基本的に「情がない」とか「人に優しくない」っていうのは、よく言われてきたんで。若者に限らず。
へぇ~。
僕のなかでは、まあ、多少無神経で、えー、なんていうんでしょうねえ、なんか、やっぱ心遣いが足りないのかなっていうですね、デリカシーがないと申しましょうか、そういうところは、まあ、自覚してたんです。どうですか?お二人から見て。
うーん……(笑)
はははははは(笑)
なんか、こう、ビジネスの相談をしたときは、「バシッと言われるな」っていう印象はあります。
ほぉ。
「それは売れませんよ」みたいな。
(笑)
でも日常会話では、愛があっていじられてるのかなと勝手に思ってます。
あ~、まさに。
あ、そういうふうに言っていただけるとうれしいんですけど、そういうふうに言ってくれる人ばかりじゃなくてですね、僕のなかでは愛あるお節介として、たとえば、はじめての人どうしを僕がセッティングしたらば盛り上げないといけないんで、ちょっと壁がある人をいじってあげて……
笑いにしてね。
壁を崩してあげたりするんですけど、「すごいいじられて、悪口言われた」みたいにしか思ってくれない場合もあり、「これは愛なんだ」っていうことを自分で言うのもどうかと思って。
ははははは(笑)
ははははは(笑)
そうですよねえ。いじられ耐性みたいのがない人にもしちゃうと、むずかしいんでしょうか。
あ~、そうか。ありそうですね、耐性ね。
まあ、でも実際にですね、僕はあんまり人には優しくないんですよ。
まあ、そういう面もありますね。
愛があるかと言われると、べつに愛があるわけじゃなく。
私にも?
まあ、それは答えにくいですけどね(笑)
私にも?(笑)
亜佑美ちゃんにも?(笑)あるはず(笑)
(笑)。逆に、じゃあ、僕にはあるんですか?愛は。
私たちからですか?
ええ。
めちゃめちゃありますよね。
わあ、めちゃめちゃあるでしょ(笑)
めちゃめちゃあるでしょ。示してるつもりだったのに(笑)
めちゃめちゃ。
あるんだあ。
ありますよ。
めちゃめちゃあるでしょ。
そうなんですかあ。
そうです。愛の告白会みたいになってますけど(笑)
ほんとだ(笑)
いや、僕はそういうのを結構気にするタイプなんで。なんていうんですか、愛があるってことは、「愛とはなんぞや」っていうことが明確じゃないと、あるともないとも言えないでしょ?
そうですね(笑)
おぉ。おぉー。
安田さんっぽい(笑)
うん。
だから、「子どもに対して愛があるのか?」とか、「妻に対して愛があるのか?」とか、考えるんですけどね。
なるほど。「そんな軽はずみに言えない」と。
すぐ栃尾さんは軽はずみに神様の前で愛を誓ったりしますから。
ははははは(笑)。すぐじゃない(笑)
あ、すぐじゃない?(笑)
同じじゃないですかあ!安田さんも(笑)
(笑)。いや、もうねえ、僕はそういう軽はずみなことはやらないように。
みんな同じ穴のムジナだと思う、ここにいる人(笑)
間違いない(笑)
間違いないっしょ(笑)
「誓っちゃったけど、まあ、そのときの気持ちだから変わりますよ」っていう程度の誓いぐらいの他人に対する愛ぐらいはあると思うんです。だけど、本当の意味で「その人のことを思って」みたいなのは……あんまないかな、ぶっちゃけ。
愛っていうのを「100パーセントピュアなものでなくてはならない」みたいに考えてるってことですね、安田さんは。
うーん……100パーセントピュアかどうかっていうよりは、なんていうんですかね、本当に何かあったときに手を差し伸べるなり、心が傷つくなり、そういうのはあんまないんですよ。経営者仲間の方が何人か最近お亡くなりになられて「追悼式やるぞ」って言われても、僕、人混み嫌いなんで、「追悼とかべつにいいか」みたいな感じで断っちゃったりするんですけど、「なんて冷たいやつなんだ」みたいな見られ方をすることもよくあるわけです。
はい。
うーん。
で、どうなんですか?僕の若者に対する愛情、優しさの足りなさは(笑)
壊し屋?(笑)
いちばん若者代表の、じゃあ金子さん、どうですか?
えーっ!?若者代表も、もっ、もう、もう……そうですね、若者代表からいいますと……
(笑)
(笑)。いや、どうなんでしょうね、やっぱ捉え方を変える必要があるのかなとは思います。逆に安田さんからそう言われたとしても、それで壊れてしまうのは、ちょっと違うんじゃないかなと私は勝手に思ってる感じです。
結構おじさんとかにはウケがよかったりするんですね。
あ~。
やはり、人生を3周ぐらいしてるわけですよ、僕らの年齢ぐらいになるとね。同じ悩みを、違う20代・30代・40代ぐらいで経験してきて、50代に至ってるわけなんですね。
はい。
うん。
そうすると、「そこを3周ぐらいしたら、ここに行き着くんだよね」みたいなことが、ある程度見えてきちゃうわけですよ。
お~。
それを若者にズバッと言っちゃうんだと思うんですね。本当は若者と同じ立場で、寄り添って3周いっしょに歩いてあげないといけないんですけど、面倒くさいことが嫌いなんで。
ふーん。……(笑)
いま思ったのは、そういうのを事前に言っておくと、ちょっとはクッションになるかなと思いました。つまり、「相手にそんなに寄り添うのが苦手なんだけれども」って、「ズバズバ言っちゃうかもしれないけど、ごめんね」みたいなことを自分でわかってる方だったら、結構受け入れやすいのかなというふうに私は思いましたけど。自分がもし若者だったらですね。
結構言ってるつもりなんですけどね。「寄り添いません」とか「結婚式なんて一切感動しません」とかって言ってるつもりなんですけど、なぜか、なんか、そういうの……だって、お二人だって僕に愛情を求めてたじゃないですか。
あっははは(笑)
ははは(笑)
「私たちに愛情はないんですか?」とかいって、そんなん、あるわけがないじゃないですか。
(笑)
ははははは(笑)。ひどい、と思いますよ(笑)。私の定義の愛はあると思いますよ、勝手に(笑)
あ~、そうか。ひとりずつ定義があるのかあ。むずかしいなあ。
ね。愛って無限なんですかね、そもそも。
うーん。
うーん、どうなんでしょう(笑)
ま、そんなわけで時間が来たんで。
はい。解決しませんが(笑)
うん。
はい。解決しませんが、栃尾さんにありがたい締めをお願いします。
はい。安田さんに相談する方は、そういう安田さんの特性を把握してから相談していただけると、安田さんの悩みが減るかもしれませんね。
うん。
私は寄り添いません!
(笑)
ウケる(笑)
ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
*本ぺージは、2021年5月5日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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