
こんにちはー。いつも楽しく聴かせてもらっています。タコが自分の足を食べちゃう話や、名字限定でスタッフ募集をかける話など、とても面白く印象に残っております。さて、今回質問させていただきたいのは、話の内容などを要約する「おまとめ力」についてです。毎回、番組最後に行われる栃尾さんの「おまとめ」が、とても的確でわかりやすく関心しております。おまとめ力を鍛えるには、どのようなトレーニングが有効だと思いますか。おまとめ力は、人の話や情報などを効率よく覚えやすくすると同時に、自分が伝えたいと思ってることを具体化し伝えやすくする、つまり、インプットとアウトプットそれぞれにとって、大変重要なスキルであると考えております。おまとめ力の鍛え方について、安田さん、みなさんのお考えをお聞かせいただけますと幸いです。また、「こういうことをやったから鍛えられた」など、実際の経験にもとづくお話などもあれば併せてお聞きしたいです。よろしくお願いします。ということです。

いちばん大きなタイトルがあって、最初のちっちゃい見出しがあるその上に、「この記事は誰向けに、どんな内容が書かれていますよ」みたいなことが書いてあるんですけど、そこがすっごいむずかしくて、それを何度も何度も書き直してるうちに、力がついたんじゃないかなと最近思っております。

もともと読んでないし、もともと読んでまとめるのも下手で、そもそも「読書感想文とはなんぞや?」とか、「どうやって書いたら点数上がるのか」とか、考えたことがなくて。そう考えると、いまは私、結構おまとめ上手なんですけど。

はい。たとえば、すごくスキルが高いんだけど話すのが苦手な人とか、企画書をつくるのは上手なんだけどプレゼン下手な社員とか、いっぱい、いろんな人がいて、「つまり、まとめると、こういうことが言いたいんですよね」みたいなこと、それを営業的にどうまとめてあげたら話がわかりやすくなって、相手が欲しくなるのかっていう、僕の場合は完全に営業的なおまとめになってますけどね

そうですね。まあ、僕の場合は仕事の企画とか商品の魅力とか、あるいは、取材してきたことをライターさんに「こういうふうにまとめてほしい」っていう伝え方を、自分なりにまとめてきて練習してきたっていうのはあるんですけど、仕事からいったん離れると、もう、ぜんぜんだめですね。

そうですね。安田さんの場合だったら、「この場合だったら成果が出やすい」とか「出にくい」とか、そういうことで調整していったわけじゃないですか。私の場合だと、上司から赤字が入るってことで、フィードバックを受けて直していったので。なので、普段の会話とかじゃなかなかむずかしいかもしれないですけど、「わかりやすい」「わかりにくい」とか、ほんとは言ってもらうと、いちばんいいかもしれないですよね。

どうしよう(笑)結構やっぱ練習が大事だってことで、フィードバックを受けることは大事なのではないでしょうかということと、あと、切り取り方ですね、響く切り取り方が大事だという、その2点でいかがでしょうか?
*本ぺージは、2022年4月20日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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