「これから何をやったらいいか悩んでいます」【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第537回「これから何をやったらいいか悩んでいます」
という50代主婦からのご質問。
やるべきは好きなことか。得意なことか。
三者三様のアドバイスをお聞きください。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

辛いラーメンにハマってます!金子亜佑美でーす!

安田

安田佳生でーす。

金子

あ、だからハゲてきた!?

栃尾

頭皮によくないんじゃない?

金子

そうかもしれない。そうかもしれないな。

栃尾

わからんけど(笑)じゃあ、今週の……今週?今日の質問を読ませていただきまーす。50代・主婦の方からです。こんにちは。いつも楽しく拝聴させていただいております。ありがとうございます。現在、私は平凡な50代の専業主婦(アルバイト程度)です。子育ても終盤にさしかかり、子どもは大学生と高校生です。これからの自分の生き方について悩み始めております。特に得意なこともなく、なにぶん社会に長らく出ていないこともあり、毎日悶々としております。なにから始めたらよいのかもわかりません。つきましては、尊敬する安田さま、栃尾さま、金子さまから、このような私に、なにかアドバイスをいただければとてもうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。ということでーす。

安田

はーい。

金子

あ、「さま」ついてる。

栃尾

さま?(笑)

金子

すごいですね。

安田

じゃあ、まず金子さまからいきましょう。

金子

「金子さま」やばいっすね(笑)

栃尾

金子さまから。

金子

「あゆみちゃん」と呼んでください、ぜひ。リスナーの方も。

栃尾

あ、そうだよね。

金子

そのほうが……はい。いやあ、考えてみたんですけど、50代、やりたいことがもしないとしても、やってて幸せなことをやるほうがいいから、なんか、自分のやってて幸せなことを見つけて、それを仕事にするとか、どうかなと思って。お金を稼ぐのも結構幸せだったりするじゃないですか。

栃尾

うん。

金子

なので、そういう人生だったら後悔しないかなあと思って考えました。

安田

ふーん……

栃尾

うんうん……

金子

反応が薄(笑)

栃尾

どうやって見つけるんですか?それは。

金子

どうやって見つけましょう。やってて幸せなことって、なんか、ほら、たとえばラーメン食べてると幸せだったりするので、私は、なんもやることなかったらラーメン屋に勤めるとか、そういうことなのかなあと思うんですけど。

栃尾

はいはい、好きなもののそばにね。

金子

うん。ラーメンですけどね。

栃尾

(笑)

安田

「平凡」っていうのは、なんか、すごいむずかしいというか、なにをもって平凡かっていうね。

金子

うん。

栃尾

うん、ほんとに。

安田

ワールドカップで盛り上がりましたけど、昔、日本代表かなんかの有名なサッカー選手だったらしい人を、一緒に食事するっていうところで会わせてもらったことがあるんですけどね。

金子

えーっ。

安田

みんなサッカーやってる人たちの集まりなんで、すごい神様みたいなわけですよね。

金子

うん。

栃尾

ふーん。

安田

でも、僕、サッカーやったことないし、サッカーそんなに興味もなくて、知らないわけですよ、その人のことね。

金子

うん。

栃尾

はい。

安田

なにがそんなにすごいのかっていうのが、よくわかんないんで。でも、やっぱ「すげー!」ってなったほうがいいんだろうなと思って、なにかしらヒントをもらおうと思ってね、「子どものころは走るの速かったんですか?」とか聞いたら「あたりまえでしょ!」とかいって、まわりの人に怒られたりしたんですけど(笑)

金子

わあ。

栃尾

ふーん。

安田

だから、ほんとね、トイレ行って帰ってきたら「あれ、どの人だったっけな?」って、わかんなくなるぐらいなんで(笑)

栃尾

(笑)

金子

(笑)

安田

僕から見たら「平凡」のなかに入っちゃってるわけですよ、その人は。

金子

なるほど。

安田

なにをもってちがうかっていうのは、たぶん、まわりの見る人が「この人は特別だ」って言えば特別になるわけでしょ。

栃尾

はい。

金子

うんうん。

安田

すごい日本で人気のアイドルとかでも、その人のことを知らない世界に行ったら、たぶん普通の平凡な人になるわけですから。

栃尾

うんうん。

金子

うん、たしかに。

安田

だからね、逆にいうと、平凡な人なんていないんじゃないのかなと思うんですよね。

栃尾

はい。

金子

うん。そうか。

安田

なにをもって平凡なの?っていう。まあ、つまり、みんなが平凡であると同時に、みんなが特別であるっていうかね。

栃尾

うんうん。

金子

ああ、いいですねー。

安田

だから、たとえば子どもにとっては、たぶん唯一無二な存在でね。

栃尾

ほんとですよね。

金子

うん。

安田

ほかの人では代わりがきかないわけじゃないですか。

栃尾

うん。

安田

やっぱりね、「主婦で、普通のバイトしてて、社会に長い間出なくて」みたいなところで、「だから自分は平凡」っていう、なんていうんでしょう、自分で部品を集めて決めちゃってるような人が結構世の中には多い気がするんですけど。

金子

うーん。

安田

「社会に出てない」なんて、あり得ないですよね。だって、家庭なんて社会なわけですからね。

金子

あー。

栃尾

まあ、アルバイトしてらっしゃいますしね。

金子

うんうん。

安田

だから、「お金を稼ぐ仕事とか正社員やってなかったら社会人じゃない」みたいな発想もね……たぶん、私もほとんど家にいるんで、近所の人は絶対に「引きこもりだ」と思ってると思うんですね、私のこと。

金子

(笑)

安田

(笑)だから、見た目とか条件は、あんま関係ない気がしますけどね。

金子

うーん。

栃尾

まあ、でも、子育てしかしてないと、「社会と接点ないな」というのは感じることはわかりますね、私は。

安田

へぇ~。そうかな。

栃尾

そうですね。そういう時期はありました、やっぱり。

金子

へぇ~。そうなんだ。

安田

僕は最初ね、子育てあんまりせずに、奥さんに三行半をたたきつけられて離婚になりましたが、いま、2回目の子育てはがんばってね、同じ失敗を二度しないようにやってるんですけど、お金を稼ぐ、社会との接点があるっていう仕事をやりながら、かたや子育てしてて、やっぱ、子どもと散歩してるときのほうが、なんか、すごい人類とつながってる感ありますけどね、僕は。

金子

へぇ~。

栃尾

うんうん、あります。そういうのもわかりますけどね、はい。

安田

なんか、すごい人間社会全体に対して活躍してるというかですね、世界が広がる感じしますけどね、そっちのほうが。

栃尾

まあ、新鮮ですよね、仕事ばっかりしてた人にとってみたら、はいはい。

安田

じゃあ、栃尾さまもひとつ。

金子

さまも。さまも。

栃尾

(笑)そうですか。私も亜佑美ちゃんみたいに楽しいことをやるといいと思うんですけど、まあ、私のおすすめはバレーボールなんですけど。

金子

バレー、すごい(笑)

栃尾

(笑)同じチームの方が50歳から初心者でバレーを始めたんですよ。

金子

えーっ!

栃尾

だからぜんぜん始められるんですけど、まあ、でも、それよりも、ちょっと、えーと、子どものころ好きだったものとかを思い出すと、「部活に入ってた」とか、「これに夢中だった」とか思い出すと、ヒントがあるんじゃないかなとは思いますね。そういうのを思い返してみる。

金子

うん。

栃尾

あとは「推し活」じゃないでしょうか。

金子

推し活?

栃尾

うん。

金子

ああ、推し活。

栃尾

まあ、流行ってるというかね、ブームみたいなところもあるし、割と昔より推し活、飛び込みやすいなっていうのがあるので(笑)

安田

なんですか?推し活って。

栃尾

推し活って、アイドルとか、あと、宝塚とかですね……

安田

あ~。

栃尾

そういう「推し」にとにかく時間とお金を使うみたいな。

金子

時間と金をつぎ込む、あれですね。

栃尾

つぎ込むっていう。やっぱ、若返ったりする感じしますからね。

安田

なるほどね。私はやっぱり、でも、発信することだと思いますけどね、世の中に対して。

栃尾

ふーん。

金子

お~。

安田

たぶんリアクションが欲しいわけでしょ、社会とつながってるって。やっぱり、つながるためには、自分から石を投げないといけない気はしますけど。「得意なことが特にない」って書いてらっしゃった気がするんですけど。

栃尾

そうですね。

金子

うん。

安田

やっぱりね、多くの人は「得意なこと」を「お金になること」っていうのと混同しちゃってる気がするんですよね。

金子

あ~してるかも。

安田

ずっと子育てして主婦やってた人で得意なことがないなんて、あり得ないと思うんですよね。

栃尾

たしかに。

金子

うん。

安田

なんか、ほんとに、なんでしょう、「Tシャツを同じ大きさに畳むのがめっちゃ得意」とかでもいいと思いますし、絶対になにかあると思うんですよね。

栃尾

うんうん。

金子

うん。

安田

とりあえず、「得意」を探すときは「お金になるかどうか」とは分けるということと、その得意なことで発信して、「もしかしたら、こんなことでも誰かの役に立つかもしれないな」ということを、世の中にいま発信するツールがいっぱいあるんで、発信してみるのがいいと思いますけどね。

栃尾

ああ、うんうん。

安田

そうしたら、「意外と自分がやってることって世の中で役に立って、つながるんだな」っていうことがわかる気がするんですけど。

金子

うん。おもしろそうですね。

安田

はい。

金子

うん、たしかに。動画でも写真でもいいですもんね。

安田

子どもを育てたら、お子さんとのやり取りとか、毎日するじゃないですか。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

そのなかで、自分で「ああ、こんなことやんなきゃよかったな」みたいなこともあるかもしれないですけど、「今回はめっちゃうまくいった!」みたいなこともあるような気がして。

栃尾

うんうん。

金子

うん!

安田

ね。

金子

うん。

栃尾

はい。

安田

それでもだめなら推し活で(笑)

金子

推し活(笑)

栃尾

(笑)お友だちできますからね、推し活すると。

安田

ふーん。

栃尾

推し活しながら発信すると、つながりいっぱいできますよね。

金子

あ~なるほど。

安田

推し活の推すのは、人間じゃないといけないんですか?

栃尾

ネコとかでもいいんじゃないでしょうか。わかんない。

金子

ネコでもいいんですか!

栃尾

わからんわからん。わかんないですね、そういえば。

安田

モウセンゴケでもいいんですかね、推し活は。

金子

(笑)

栃尾

いいんじゃないんですか。

安田

へぇ~。

金子

モウセンゴケあるんですか?あるんですか?(笑)

栃尾

わかんない、わかんない。わかんないですよ、推し活詳しくないから(笑)

安田

(笑)じゃあ、おまとめを。

金子

おお(笑)

栃尾

おまとめ?どうしよう(笑)好きなことをやって発信しましょう!でどうですか?

金子

はい。

安田

はい。いいですね。ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。

*本ぺージは、2023年1月11日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
emitochio.net

 

 

 

金子亜祐美
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