こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。
働く仲間、大事ですね。金子あゆみです。
安田佳生です。大事ですか?仲間。
大事ですね。仲間がどんどん辞めていくんですよ。みんな辞めたりクビになったり。
クビになるんですか。
クビにしてもらったり。とにかくもうみんな辞めてって…。
難しい時代ですよ。
働く仲間がいていいな。
今日のテーマですが、ぜひ2人とお話ししたいことがあって。
はい。なんでしょう。
働く仲間の中に家族って入ってますか?僕は自分の奥さんと子供も入れてるんですけど。
へえ〜。
おー。
会社に行くときは「仕事してきます」って子供に言うんですけど。子供が幼稚園行くときも「仕事頑張ってね」って言うんです。
なるほど。
いや、ほんとに仕事だと思っていて。でね、今日お話ししたいのはですね、「男女共同参画白書」というニュースがありまして。
男女共同参画白書?
いま夫婦の間でね、「家事や育児の時間を増やしたい」と思っている男性がめっちゃ増えてるらしいんですよ。
うーん。
20〜39歳の子供を持つ男性のうち27.7パーセント、約3割が家事育児を増やしたいそうです。
はい。
減らしたい人は14%しかいないという。
そうなんですね。
逆に女性はですね、同じ20〜39歳の子供を持つ女性で、家事育児を減らしたい人が33.5%もいる。
なるほど。
倍だ。
増やしたい女性は14%しかいなくて。ちょうど逆転してるわけです。今って、共働きで一緒に稼いで、一緒に子育てする夫婦が多いんですね。専業主婦世帯はもう3割を切ってるそうで。20〜39歳に限って言えばもっと少ないと思う。
うん。
それで言うと、男性はもっと仕事の時間減らして家事や育児をやりたい。女性はそこを減らしたいと思ってる。だったら、うまくバランス取れるんじゃないのかなと思って。
あー、なるほど。
お2人はどう思っているのか、ちょっと聞いてみたかった訳ですよ。
はい。
奥さんが働く時間をちょっと増やして、そのぶん男が家事や育児をやる。これがありなのかどうか、ちょっと女性目線の意見を聞かせてほしいんです。
え、どうしましょ。
私は、もちろん夫にやってほしいって、前の結婚も今の結婚も、思ってはいるんですけど。あまりうまくそういう風にならないですね。
じゃあ、家事育児を栃尾さんがほとんどやってる。
ほとんどというと語弊があるんでしょうけども、かなり私のボリュームが多いですね。やってもらうにしても、基本的にお膳立てをしてやっていただくみたいな。わかりやすいタスク1個にして、やってもらうみたいな感じ。でも、そうじゃない仕事が1番大変じゃないですか。区分けできてない仕事みたいなのが1番大変なんですけど、その辺はやっぱり頼めない。会社の仕事と一緒ですね。
なるほど。
頼むにはタスクを整理しなくちゃいけなくて、どうにもなんないっていう。私の手腕が足りないんだと思うんですけど。
でも男性が勝手に家事や育児をやり出すと、「かえって手間がかかって迷惑だ」って言われる気もするんですけど。どうですか?
いや、私は勝手にやってくれたら、それは嬉しいですね。
あ、そうなんですね。
「私のやり方と違う」みたいなストレスがあるのは、もちろん理解できますけど。それを差し引いても、やってもらってありがとうっていう方を選びますね、私は。
うんうん。なるほど。
ふんふんふんふん。
たとえば旦那さんが、もっと家事育児の時間を増やすので「その分稼いできて」「俺の稼ぎをちょっと減らさせて」って言われたら、それはオッケーですか。
あ、全然いいですよ。私が家事をやる時間が減るんであれば。ただ、彼がいっぱいやるのに私の負担が減らないってこともあると思うんですよ。それだとちょっと難しいですよね。でも、それで収入が一時的に減るとしても、彼がそういう選択したのであれば全然ありがたいと思います。
へー。
逆にガツガツ稼いで来るよっていうのでも、まあまあありがたいかな。ただ、私は個人的には、家事育児より子供との時間を増やしてほしいですね。
おおー。
それって家事育児に入らないかもしれないですけど。
いや、入りますよ。まさに育児ですよ。
子供もそうだけど、家族の時間を増やしたいというか。
なるほど。
彼にも増やしてほしいし、私も増やしたい。というのは、結構いつも思ってることですね。ちょっと足りてないかなと思ってます。
あー、そうなんだ。
金子さんは、どうですか。
まあ、1人身の私が思う理想の結婚とは。
うん。
うーん、やっぱり、2人がなんかこう、エミさんが言ってたように、あ、ていうか、まあ、言ってないけど。
(笑)
言ってないけど、あのー、ま、その、男女ともに、なんか、平等でありたいという気持ちが強くあるので。
平等ですか。
えっと、子育てや家事、あとは仕事も平等に、うん、えーっと、分担してやりたいと、私の理想は思います。
ということは、収入も、家事育児の時間も、全部パシッと半分に分けるのが理想って感じですか。
まあ、バシッとまではいかないにしても、半分同じぐらいの気持ちでありたいとか。量については、そこまで思わないんですけど、やっぱ、うん、大事に思ってる気持ちは一緒がいいなって理想的には思います。
そうだよね。
得意不得意もあるじゃないですか。家事育児の方が得意な男性もいるし、それよりは稼いでくる方が得意な女性もいるし。ファミリーによっては、男の方がちょっと仕事寄りのとこもあれば、女性が仕事寄りのとこもあれば、色々あってもいいのかなって気もして。
まあ、それはそうでしょう。
それって稼ぎの金額で決まるわけじゃない気もしていて。
じゃないですね。今の傾向としては。
なんかやっぱり時間かなって気がしますね。家事育児にかかる時間と、仕事にかかる時間をうまくこう、分けるというか。
うんうん。
いっぱい稼いでると「こんだけ稼いでるから家事やらなくていいだろう」みたいになりがちじゃないですか。でもそれだと家庭ってうまくいかないんだろうな、と。
うん、それは違いますね。
生活できないぐらい収入が低いのは困るけど、ある一定以上は、あんまり関係ないというか。それより家のことをやってほしいって思うんじゃないかなと。私の実感として(笑)
そうですね。結局やっぱり優先度の問題なので。家庭のことより、仕事のことが優先なんだなという捉え方をしてしまいますよね、こっちとしては。
ですよね。
はい。
だから、家事育児が0っていうのは難しいですよね。どんなに稼いでいても。
あ、男の人がですか。
はい。
でもね、田舎の方は結構ありますよ。
あー。
東京はけっこう男性が家事や育児をやると思うんです。まあ、私の少ないデータ数ですけど。
年代的にうちは母親がほとんど家事をやってました。だからそんな感じで僕もやってしまって、1回目の結婚は破綻しました。何の疑問もなく「自分は稼ぐのが仕事で、家事や育児は奥さんがやるもんだ」って思ってたんですよ。
はい。
まあ時代が変わってきたってのもありますけど、今は自分も家事や育児に参加するようになって。やってみると、「いや、これは、一人じゃ無理だな」って実感するようになりました。
えー、偉い。
偉くはないですけど(笑)
でも昔はお母さんの方が偉かったみたいですね。お家では。
えー!サザエさんでは、お父さんの方が偉いですよ。「母さん、お茶」とか言ったりして。
そうなんですね(笑)なんか民俗学的には、女の人の方が偉かったって聞きました。
そうなんですか。
稼いでくる男性の方が偉いと、やっぱ不満が溜まる。お家のことやってるお母さんが1番偉いよねってなると、ちょっとマシなのかなと思います。てか、全然違うんじゃないかなと思いますね、気持ち的に。
えー。
まあアンケート結果もこうなってるし、これからは変わっていくんじゃないのかなという気がいたします。
そうですね。いいですね。
じゃ、久しぶりにまとめてください。
まとめ。え、まとめ。どうしよう。まとめですか?
えーっと、だんだん男の人も家のことをやりたくなってきているってことで、これからもどんどんそれが加速するでしょう。みたいな。そんな話(笑)…全然してなかった気もするけど、すいません。
はい。ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日も番組をお聞きいただき、ありがとうございました。私たち3人とリスナーさんとでギブの実験室というオンラインサロンをやってます。参加したい方はキャンプファイヤーで検索するか、境目研究家安田佳生のホームページ(安田佳生ドットコム)からお申し込みください。では来週もお楽しみに。
*本ぺージは、2023年8月9日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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