こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング ナビゲーターの栃尾江美です。
おいしいサラダが作りたい金子あゆみです。
安田佳生です。
この場合あれですか、おいしいサラダ“を”になるんですかね?
“が”でもいいんだよ。
あ、“が”でもいいですか。
日本語の難しいところですね。
難しいですね、どっちも。サラダを美味しく作るにも、日本語を上手に使うにも難しいなと。
ドレッシングの黄金比があるよね。
あ、そうなんですか?
前覚えたのに忘れちゃった。
あー、じゃあちょっと後で教えてください。
塩味と酸味とオイル?かな。
おー、オイル。
黄金比があると思います。はい。
はい。では、今日はサラダの話じゃなく。金子さんのお悩みを聞きましょう。
いいですか。いや、もう、悩んでて。
そうなんだ。
私の体験談なんですけど、コロナが明けて、人と会う機会が多くなってきておりまして。会って2人でご飯に行く時、お2人がその時に意識していることとか、気をつけていることについて伺いたいなと思ってまして。
2人で食事するときに気をつけること?
人に愛されるためには、自分を偽らずに出しなさいという言葉をですね、どっかのビジネス書で見まして。試しに、本当に私の素を出そうと思って、マジで何にも考えないで、ずっとボーっとしてたんですけど。そしたら、「え、怒ってる?」っていう風に、勘違いをされてしまいまして。そっからは、ニコニコすることと、あと、なるべくそういう時には話しかけるように意識はしてるんですけど。お2人はどうですか?
2人きりでボーっとしてたの?
ボーっとしてました。
すごい。
愛されるためにはなんか素を出すんだっていう。
要約すると「本音で接することで人間関係はうまくいくのか、崩壊するのか」っていうことですね。
すごい意訳(笑)本音ってことなんですかね?そのまま普段のリラックスした姿を見せるってのは?
そこがそもそも違うってことですよね。栃尾さんのご意見では。
あー、なるほど。
そうですね。自分を偽らずに出しなさいっていうのは「変にかっこつけない」ってことだと思うんです。気遣いをしなくていいという意味じゃないと思った次第です。
それですね。それですわ。
たぶんニコニコするとか、無理して話しかけるようにするっていうのが、金子さんの場合、偽った自分なわけですよ。
なるほど。
まあ、言うたら、ぼーっとしたい時に話す必要があるっていうことは、そういうことかもしれないですね。
そういうことですよね。
うん。
うん。
私も最低限のコミュニケーションは心がけるようにしてるんですけど。そういうのが向いてなくて2分ぐらいしか持たない。
2分(笑)
2分でも無理やりニコニコはしんどい。だから結婚式に出るのが本当に苦手で。披露宴が始まる頃には真顔になっちゃうんです。
緊張してですか?
2分経ったからですよ。
そうそう、元に戻ってしまう。別に嬉しくもなんともないので。
うんうんうん。
それが顔に出ちゃうっていうか。言い方は悪いけど、よくあんな長い間みんな嘘つけるなって感心する。
なるほど。
嬉しくてしょうがないですよ。結婚式に出てる間中。
え!そうなんすか?
そうなんですよ。そういう人もいるんじゃないですか。つまりは。
自分はちょっとおかしいのかなと思って、周りの人に聞いたことあって。男性ですけど。そしたら「そんなもん楽しいわけないじゃん」ってみんな言ってましたよ。
みんなですか!?
はい。みんな言ってました。
私は、仲が良ければ良いほど嬉しくてしょうがないですね。まあ、もちろん人によると思います。めんどくさいっていう人もよく聞きます。
「人とコミュニケーションするための最低限の気遣い」という意味では、結婚式で喜んでるふりをするのも、気遣いですよね。
それで自分が嫌になっちゃったら、ちょっと本末転倒ですけどね。
だから僕はもう結婚式は断るようにしてます。
いいと思います。
金子さんも断ったらいいんじゃないですか。「ボーっとしててもいいよ」「なんともないよ」って人もいるんじゃないかな。
ああ、なるほど。
まあまあ、確かに。
ずっとぼーっとしたいわけでもなかったりするので、そうですね。
ただなんて言うんですかね。偽らずに自分を出すっていうのと、全てをさらけ出すっていうのは、やっぱりちょっと違う気がしますね。
なるほど。
「自分のすべてを受け止めてほしい」みたいなことを、恋愛シーンで言う人がいるじゃないですか。
はい。
うんうん。
その全部にどこまで含まれるのかっていう。
うんうんうん。
うんうん。
人間って自分勝手だし、ドロドロしてるし、相手にしたら見たくないものもあるわけですよ。
はい。
うん。
みんな外ではちゃんとした服を着て、楽しくもないのに笑って、社会的な自分を演じてるわけです。これは、どんなに仲がいい人や夫婦でも同じだと思うんですけど。
はい。
なるほど。
偽らずに出すと言っても、「出しちゃいけない自分もあるよな」というのがこれまで生きてきた実感です。
うん。
だけど「楽しくないのに楽しそうにする」とか僕は無理なので。そこを許容してくれる人じゃないと付き合えないですね。
あーすごい。
だからといって「俺のわがまま100パーセント許して」とは思わないです。
うんうん。確かにバランスみたいなとこがありますよね。
そうですね。長く続く友達や夫婦ってそこの相性がいいんでしょうね。
うんうん。
なるほど。
そもそも「いいところばかり見て好き同士」で結婚するじゃないですか。だけど長続きするかどうかって「欠点をどこまで許容できるか」だと思うんですよ。
うーん。
深い!
友達関係もそうだと思うんですよね。いけてないところを許して、愛せる存在かどうかっていうのが結構大きいと思います。
なるほど。
私の場合は「友達としては平気だけど、この人と仕事はできない」って人もたくさんいます。
それもありそう。
逆もありますしね。
逆もありそう。
そこは「何のために」ってところで相手を選んだ方がいい気がしますね。
あー、なるほど。
でも、2人で会うってことだから、会いたいは会いたい人なんだよね?
とは限らないんじゃないですか。
あ、そうでもないの。あゆみちゃん、どうなんですか?
なんていうか、仕事で遠征するときとか、車で2人っきりになる時とかがやっぱあるんですけど。
あ、じゃあ会いたいわけでもないっていう感じ(笑)
って言ったら(笑)
なるほどなるほど。そもそも相性がいいかもわかんない。
はい。普通に仕事仲間っていう感じですかね。
僕もそういう間が苦手でして。幼稚園に子供を送っていくときに他の親御さんとすれ違うじゃないですか。
はい。
「こんにちは」とか「どうも」とか言う。あれが苦痛で。できるだけ会わない道を通っていくんです。
えー!
でも同じように裏道を通る人がいて。ばったり会うと気まずいんです。
会っちゃうな(笑)
会っちゃうね。
挨拶だけでも嫌なんですね。
嫌というか間が持たないんですよ。
まあ、ちょっとわかります。こんにちはって言った後、しばらくすれ違うまで時間があったりとか。
子供たちが遊びだすと、親2人になっちゃう時があって。
はいはいはい、ありますあります。
面白いそれ。どうしたらいいんだ(笑)
これはもう耐えきれないですね。はい。
ちょっとわかりますね。確かに。
なるほど。
まあ3年間の我慢だと思って日々数えてます。あと2年と3か月とか。
あ!小学校入ったらなくなるっていう前提ですか?
小学校は送っていかないでしょ。
保護者会とか行けばもしかしたらあるかもしれない。
ですね。
最近パパさんも行ったりしてますし。はい。
へー。
ということで、本音で接すると後悔する相手もいるよねっていう。僕はそう思いますけど、栃尾さんはどうですか。
そうですね。本音はあんまり言えないかもしれないです。本音って何なんだって話もありますけど。はい。
あー、またちょっと今度聞きますので。その話。
はい。本音は心にしまっておきましょう。ということで本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日も番組をお聞きいただき、ありがとうございました。私たち3人とリスナーさんとでギブの実験室というオンラインサロンをやってます。参加したい方はキャンプファイヤーで検索するか、境目研究家安田佳生のホームページ(安田佳生ドットコム)からお申し込みください。では来週もお楽しみに。
*本ぺージは、2023年11月8日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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