この記事について
2011年に採用ビジネスやめた安田佳生と、2018年に採用ビジネスをやめた石塚毅による対談。なぜ二人は採用ビジネスにサヨナラしたのか。今後、採用ビジネスはどのように変化していくのか。採用を離れた人間だけが語れる、採用ビジネスの未来。
第316回「スポーツに見るマネジメントの未来」

あとは各分野のプロがたくさん関わっていること。バレーをやったことはないけど心理学のプロとか。コーチングのプロとか。フィジカルの専門家もいるし。君の身体でプレイするなら「ここを鍛えなきゃダメだ」って科学的にアドバイスをもらえて。

そう。一方で日本はひとりのカリスマが全部やってる。「俺の時代はこうだった」「俺はこうやって結果を出してきた」って押し付けて。要は個性化を許さないわけですよ。オーダーメイドな練習メニューなんて作れない。
石塚毅
(いしづか たけし)
1970年生まれ、新潟県出身。前職のリクルート時代は2008年度の年間MVP受賞をはじめ表彰多数。キャリア21年。
のべ6,000社2万件以上の求人担当実績を持つ求人のプロフェッショナル。
安田佳生
(やすだ よしお)
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。