そこに愛はあるんか?|二人目 センパイ先生と対談シリーズ

センパイ先生 プロフィール

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五十六謀星もっちぃ
大学進学のために上京。老舗占い館にて占い師デビュー。
一瞬の迷いの後、安定の誘惑を振り捨てて、就職をせずに占いの道に専念。電話占い師として活動開始。
電話占い新人採用試験の審査員を担当、著書『はじめよう電話占い師』を刊行するなど、以後、講師としても多方面に活動。

そこに愛はあるんか?

– – – 目次 – – –



先輩ライバルから学べ

安田
安田
もっちぃさんのサイトって、つくり方がすごく上手ですよね。

もっちぃ
もっちぃ
ありがとうございます。
安田
安田
導線もしっかり作ってあるし。占いビジネスで食べていきたい人に、「無料動画を何本か用意しているのでどうぞ」みたいな。

もっちぃ
もっちぃ
これは私がゼロから考えたものじゃなく、色々勉強してつくりました。
安田
安田

完成度が高いですよ。どうやって勉強したんですか。

もっちぃ
もっちぃ
ライバルの先生たちのLINEやメルマガに登録して。自分のカラーに合うところを抽出してつくった仕組みです。
安田
安田
なるほど。順風満帆に見えるんですけど、「壁にぶつかってやめようと思った」とか、そういうこともあったんですか?

もっちぃ
もっちぃ

もちろんありますよ。クラブイベントは夜中にやりますから、次の日、学校に行く気が起こらず留年しましたし。中華街でもパワハラみたいな状況があって。いいことばかりではありません(笑)

安田
安田

壁にぶつかったときに、乗り越えるコツみたいなのはありますか。

もっちぃ
もっちぃ

やっぱり、いろいろ試すということが重要でして。少しずつ変更して試す、いわゆるPDCAみたいな方法ですね。

安田
安田
微調整みたいなもんですか。

もっちぃ
もっちぃ

そうです。きわめてシンプルですけど。「失敗したのは全面的に悪いからじゃなく、おそらく1個、少しずれているだけだ」と考える。よく南京錠にたとえるんですけど。

安田
安田

南京錠ですか。

もっちぃ
もっちぃ

南京錠には0から9までのダイヤルがあって、1個ずつズラしていけば、いずれ必ず開くじゃないですか。そういうものだと思ってやってます。

安田
安田

「これは永遠に開かないんじゃないのか」って思うときはありませんか?

もっちぃ
もっちぃ
あります(笑)

安田
安田

そういう時はどうするんですか。

もっちぃ
もっちぃ

あまりにも開かなかったら、人に聞くようにしてます。広告運用もあるとき急にだめになって、人に教えてもらいました。

安田
安田
それは友達に聞くんですか?

もっちぃ
もっちぃ

私はプロに聞きます。

安田
安田

お金を払って?

もっちぃ
もっちぃ
はい。お金を払って教えてもらって、その解決策をいったん信じてやってみる。で、うまくいかなかったら次の人にまた聞くという感じ。
安田
安田

お金がもったいないとは思わないんですか。

もっちぃ
もっちぃ
思いません。広告費より安いですから(笑)
安田
安田

いまの時代ってハウツーが無料じゃないですか。調べればたいてい出てくる。お金を払って情報を買う人って少ない気がするんですけど。

もっちぃ
もっちぃ

無料で手に入る情報というのは、それが正しいかどうかを自分で検証しなきゃいけない。検証をするのに時間もお金もかかります。

安田
安田

確かに。

もっちぃ
もっちぃ
それに個人事業はカスタマイズがすごく重要でして。万能な方法みたいなものが無料で公開されているわけじゃないんです。カスタマイズする知恵が必要なんですよ。
安田
安田
なるほど。

もっちぃ
もっちぃ
専門家はそのやり方まで含めて教えてくれる。
安田
安田
成功する秘訣はやっぱり「継続と改良」でしょうか。

もっちぃ
もっちぃ
私のような若造が申し上げるのも恐縮ですが、それしかないと思います。
安田
安田

他には何かコツみたいなものはありますか。

もっちぃ
もっちぃ

人の意見を聞くことについて、占い師ならではの感覚みたいなものはあります。

安田
安田
ほう。どんな感覚ですか?

もっちぃ
もっちぃ

姓名判断とか星占いって、本を読めば自分でもできるんですよ。

安田
安田

簡単な占いならできそうですよね。

もっちぃ
もっちぃ

できます。でも「自分で占った姓名判断を信じますか?」と言ったら、たぶん多くの人は信じづらいと思うんです。

安田
安田
確かに。

もっちぃ
もっちぃ
だけど姓名判断歴30年の、その道のプロが「あなたの名前はこうだ」って言ってくれたら、それは信じたくなるでしょう。
安田
安田
つまり投資をケチるなってことですか。

もっちぃ
もっちぃ

私はこの感覚があるので、人にお金を払って教えてもらうことに抵抗がないです。価値を感じやすいのかなと思いますね。

安田
安田
自分のサービスは高く買ってほしいけど、「人のサービスにはあまりお金を出したくない」という人が多いです。
もっちぃ
もっちぃ
もったいないですよね。
安田
安田

そうなんです。「ちゃんとお金出して買ったほうがいいよ」って言うんですけど。

もっちぃ
もっちぃ
もし変なものを買っちゃったとしても、なぜよくないと思ったのかを検討する。それも個人事業主の勉強方法のひとつかなと思います。


継続は力なり

安田
安田
今回のカリキュラムでは、キャラクターを明確にして「その人なりの商品ページをつくる」ところがゴールですよね。

もっちぃ
もっちぃ

はい。そうです。

安田
安田

けど、これはゴールというよりスタートだと思うんですよ。そこからいろいろ改善して、いろんなお客さんに出会って、カスタマイズしていかないといけない。

もっちぃ
もっちぃ
もちろんそうです。
安田
安田

商売をやってる限りこれは続くと思うんですけど。ある程度「自分はやっていけそうだ」という自信をつかむのに、どれぐらいの継続と改善が必要だと思いますか?

もっちぃ
もっちぃ
もう本当に運次第だと思いますね。
安田
安田
まあ運次第とは思いますけど。最低何ヶ月ぐらいは頑張れとか、ないですか。

もっちぃ
もっちぃ
最悪でも半年ぐらい頑張れば、なにかしらの糸口をつかめるだろうと思います。
安田
安田

なるほど。半年ですか。

もっちぃ
もっちぃ

はい。個人事業の場合ですけど。

安田
安田
どのぐらいのペースで改善していくべきですか?毎日やるべきなのか、週1回とか月1回でいいのか。

もっちぃ
もっちぃ
改善するプラットフォームや内容によると思います。たとえばFacebook広告なんかは、私は気が短いので毎日調整したくなる。でもあれは毎日調整するとFacebookに嫌われて効率が下がるんです。
安田
安田
そうなんですか。

もっちぃ
もっちぃ
だから壁に「1回調整したら5,000円」って貼ってあります。1回いじったら5,000円無駄になるまでいじらない。これを見て「今日は我慢しよう」って耐えてます。
安田
安田

本当は変えたいんですか(笑)

もっちぃ
もっちぃ
本当は変えたいんですよ。直したいなと思うけど我慢する。だから改善頻度はものによって違うんです。
安田
安田
毎日頭に思い浮かべるのはどうですか。日々「変更したいな」と思うことは大事ですよね。

もっちぃ
もっちぃ
私の感覚でいうと、これから商売をやろうとして、自分の愛する商品があれば、そのことについて考えない日なんてないんじゃないかと思います。
安田
安田

たくさんいますよ。作ってそのままの人。

もっちぃ
もっちぃ
そうですか(笑)

安田
安田

はい。

もっちぃ
もっちぃ
むしろそのほうがいいかも知れませんね。毎日そのことばっかり考えていたら眠れなくもなりますし。
安田
安田

一日中考えるのは良くないですけど。せめて毎日30分とか1時間ぐらいは考えないと。

もっちぃ
もっちぃ
そうですね。まずは自分自身の商品のよさを理解して愛情を持つことが大事です。授業では、まず愛情を持てるように、商品をブラッシュアップするところから始めたいです。
安田
安田

「儲かりそうだから」って理由で商品を選ぶ人が多いです。

もっちぃ
もっちぃ
個人事業の場合はそれじゃ成り立たないですね。ただ、あまりにも儲からない道を選んでしまったら、それは大変ですよ(笑)
安田
安田

バランスが大事ですねよ。でも占い師って、儲からなさそうな道を選んでいるイメージですけど。

もっちぃ
もっちぃ
「ITに行けばよかったかな」と思うことはあります(笑)
安田
安田

別の道を選んでいたら、いまごろ10倍ぐらい稼いでいるかもしれないですよ。

もっちぃ
もっちぃ
そう思わぬこともないですが、やっぱりそこは愛情ですよ。占いが好きですから。
安田
安田

仕事には人生の歓びみたいなのがありますもんね。

もっちぃ
もっちぃ
私はお客さんの恋愛相談に乗るのが本当に楽しくて。
安田
安田

「好きだから続けられるし、好きだから改善しようと思う」ってのがありますよね。

もっちぃ
もっちぃ
個人ビジネスで成功する最大のコツはそこだと思います。
安田
安田

わかりました。ありがとうございます。愛する商品を作りたい方は、ぜひもっちぃさんのクラスに参加してみてください。

 

 

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