この対談について
株式会社ワイキューブの創業・倒産・自己破産を経て「私、社長ではなくなりました」を著した安田佳生と、岐阜県美濃加茂エリアで老舗の葬祭会社を経営し、60歳で経営から退くことを決めている鈴木哲馬。「イケイケどんどん」から卒業した二人が語る、これからの心地よい生き方。
第87回 「人手不足」と「空き家問題」を同時に解決する方法
第87回 「人手不足」と「空き家問題」を同時に解決する方法

増えるでしょうね。日本は海外に比べて治安はいいし、街中にゴミも落ちていないし、仕組みも整っていて住みやすいと思いますもん。たぶん一度でも来日したら、日本のことを悪く言う人はいないんじゃないかなぁ。

そうですよね。一方で、これから日本人の人口は間違いなく減っていきます。人材不足はますます深刻になるわけで、そういう意味でもより多くの移民を受け入れていかざるを得ないのかなと。…ちなみにどの国からの移住が多くなるんでしょうね。

なるほどなるほど。で、いずれにせよ必ず必要になるのが「住む場所」じゃないですか。鈴木さんがやられている「空き家ビジネス」も、今後、外国人との取引が増えるんじゃないですかね。

それは僕も思っています。以前もお話したように、すでに外国の方に住宅をご紹介していますし、ついこの間2軒目の仲介も決まりましたので。

そうですよ。…いま思いつきましたが、こんなのはどうでしょうか? 日本に移住してくれた人には、地方自治体とか国が「空き家と100万円」を渡すんです。このお金で空き家を修理しながら好きなように住んでいいですよ、って。そしてその家に住みながら、人手不足で困っている中小企業で働いてくださいね、と。
対談している二人
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。