住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第33回 できるフリーランスの共通点
ええ。とはいえ「言われた通りにやらないのがいい」というわけではなくて。ちゃんと目的と手段を理解し、その上で稼働できる人が「できる人」なんじゃないでしょうか。
そういうことです。納期に遅れる人って、そこが見えていないんでしょうね。自分の力量を知らないし、やるべきことも実はよくわかっていない。
まぁ、それでも「とにかく納期が大事なんだ」ということをわかってくれていればいいんですけど。中には約束の期日を過ぎても連絡ゼロ、なんて方もいますから。
その調整の手間というか、コストは相当ですもんね。ちなみにどうやって納期を調整するんですか?
間に入るのも大変ですね。納期ももちろんですけど、クオリティの問題もあるじゃないですか。「最終チェックをやっていないんじゃないか」という状態で納品されることもあるし。発注側からすると、「そういう人を事前に見分けられないものかな」といつも思うんですが。
オンラインあるあるですね(笑)。仕事に対する姿勢がそういうところに出るんですよね。ちなみに個人的には、自己紹介をする時に有名な誰々と仕事をしたとか、こんなすごい作品に関わったとか、自分以外のことばかり話す人は疑うようにしています(笑)。
一方で話を引き出すのがすごくうまい人もいますよね。聞き上手なだけではなくて、話をちゃんと正しい方向に持っていくという。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。