住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第79回 住宅業界のリアルな転職事情

そうですね。特に営業職に関しては、他の業界に行く人が多いです。BtoCの営業であれば、業種が変わってもスキルが活かせるというか、つぶしが効くので。建築業界は特にハードな部分が多いので、他の業界に移りたいと転職する人も少なくないですね。

自動車や保険のような、単価が高めの商品が向いているでしょうね。住宅業界でも売れる営業マンって、ただ家を売るのではなく、その人の人生全体を提案している感じなんです。そういう意味で自動車や保険と近い部分がある。

ああ、確かに飲食業での接客だと、どんなに頑張っても稼ぐのには限界がありますもんね。住宅の営業の方がやりがいもありそうだし、稼げる印象もあります。そう考えると、営業の中では住宅の営業ってけっこう人気がありそうですけど、実際はどうなんでしょう?

住宅の営業は確かにやりがいはありますね。特に新築は一次取得層という比較的若い方がメインターゲットなので、営業していても楽しいと思います。

ええ、まさに。今、施工管理の20代でも、年収600〜700万円で転職できるケースが増えています。大手ハウスメーカーなんかでは、20代でも施工管理経験者をいきなりその年収で迎えることもありますね。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。