社長の性格が会社の業績に直結する時代になった。
これからの時代、社長の性格が悪いことは、
企業にとっての致命的な欠陥となるだろう。
まず、性格が悪い経営者の元には、良い人材が集まらない。
まともな人材は、そのような社長の下で
働きたいとは思わないからだ。
仕事に好き嫌いを持ち込んではならない、
などという主張はもはや通用しないのである。
本来、人間が持つ「好き嫌い」という感覚は、
非常に感度の良いセンサーなのだ。
モノが無く、損得が優先された時代には
このセンサーが封印され続けてきた。
だがモノが溢れ、豊かになった現代においては、
好き嫌いこそが最優先の指標となる。
どんなに安くても嫌いな店では買い物をしないし、
どんなに給料が良くても嫌いな会社では働かない。
性格が悪い会社には、
損得ばかり考えて社長の顔色を伺う人材や、
価格以外では見向きもしてくれない顧客しか、
集まらなくなるだろう。
もちろん、性格が良いだけでは会社経営は出来ない。
経営にはスキルも必要である。
だたし、その比率は大きく変わりつつある。
これからの時代の経営者には、
スキル以上に人格が求められるのである。
とは言っても、聖人君子のような
人格が求められているわけではない。
必要なのは人への優しさと・・・
– 『[安田佳生メールマガジン] 2016.8.3 性格ビジネス 』より冒頭引用
メールマガジンのご案内<購読無料>
安田佳生コラムの全文は、メールマガジンを登録するとお読みいただけます。
毎週水曜日配信の安田佳生メールマガジンは、以下よりご登録ください。