コミュ障経営者のギモン その15「これからのプレゼン、セミナーで大切なこと」

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これからのプレゼン、セミナーで大切なこと

セミナーやプレゼンが上手な人って、いますよね?
聞き手にそう感じてもらうために、色んな要素があるんですけども、その一つに・・

相手の状況を把握して、それに合わせて話を調整する

・・・という能力があると思うんです。

何が言いたいかと申しますと・・・
「僕にはそれがあるんじゃないか!?」って話なんですッ。(どやッ)
というのは、僕はプレゼンの勝率は割と高い方だと思うのですが、その理由の一つに前述のことをかなり意識しているからなんです。
あ、もちろん提案するコト、モノの品質が十分じゃないとお話になりませんけどね。
例えば、「すんごい美味しいカレーです!」って臨場感たっぷりにプレゼンして、聞いてる相手が完全にカレーの口になっているのに、ハヤシライスとか、う◯こを食べさせたら怒られますからね。

・・・なんか、例えが間違ってる気は若干しています。

さ、て・・・

僕はプレゼンやセミナーをする際には・・・

相手が理解しているか?(置いてけぼりにしていないか?)
眠くなっていないか?
退屈じゃないか?

・・・など、聞き手の表情や仕草から色んな情報を得て、彼らの状況を把握していきます。
そして、それに応じて、例えば・・・

話すスピードを調整する
意識して抑揚をつける(つけない)
話の内容(順番など)を変更する
例え話を入れる(相手の興味に応じて工夫する)
「大丈夫ですか?」「質問ありませんか?」と一呼吸入れる

・・・といった具合にかなり細かく調整していきます。
話し手側にこの辺りの配慮が足りないと・・・

話の内容がよく分からない…
退屈で眠くなってきた…
なんかもう、どうでもよくなってきた…

・・・といった具合にプレゼンやセミナーとしては最悪の結果になるんですよね。
簡単に言うと、「伝えるっていっても、実は一方通行じゃないんですよ」ってことなんですけどね。
相手の立場に立つって大事ですよ、ってことです。

ところが、コロナのおかげで、聞き手の状況を読み取るのが困難になってきているんですよね。
それは、「ビデオチャット」と「マスク」のせいなんです。

◯「ビデオチャット」のせい?
巨大なモニターを使っていたら別ですが、多くの場合はパソコンのディスプレイくらいのサイズでやり取りしますから、相手の顔が見えるって言っても、そんなに大きくはないですよね。
さらに、肉眼で見るのと同じレベルで鮮明な映像かと言えば、流石にそうではありません。
若干のタイムラグもありますしね。

◯「マスク」のせい?
このご時世、マスクを着用してたりするわけです。
ビデオチャットなのに、マスク。
対策済みアピールとしては重要ですよね。
ところが、ビデオチャットでただでさえ読み取りづらい表情が、マスクで完全に隠れてしまうんです。
口が表情の構成要素として、どれだけ大きな役割を担っているかが実感できます。
アメリカの心理学者によって開発された表情分析ツール(FACS)では、顔の一つ一つの動き(表情筋の動き)を定義しているそうですが、当然、FACSでも口は重要なパーツになっているわけです。

つまり・・・
口元って大事ですよねー、ってことなんです。

僕なんて、マスクしてる女性を見ると、誰でも可愛く思えちゃうんですよね。
まぁ、僕に都合が良いように、勝手に補正しているんでしょうけども。
勝手に僕好みの女性に補正されてしまって、よく考えたらいい迷惑なんですけどね。
マスクを外して、「あれ、なんか違いますね・・・」って勝手にがっかりするわけですからね。
なんか、本当にごめんなさい・・・

先日の話ですけど、お客様がお店をオープンするってことで、ご相談いただいたんです。
この状況で大きなチャレンジですよね。
弊社のブランドプロミス「ブランディングとマーケティングでお客様のビジョン達成を強烈に支援する」ってのを掲げていますから、放っては置けません!
まずはビデオチャットを使ってお話したんです。
ただ、やっぱりお店って空間じゃないですか?
それに、そこに立つのは人じゃないですか?
だから、もっと感じ取りたいものがあって、「お店でお話をうかがえませんか?」ってお願いしたんですよね。

ちなみに、そのお客様は女性だったんです。
ビデオチャットでマスクをされていたので、申し訳ないですが、勝手に補正させていただきました。
これは僕の中にプログラムされたもので、自動で補正がかかっちゃうんです。
止められないんです。すいません・・・

で、新店舗の進捗状況確認を兼ねて、改めてヒアリングの機会を頂いたんです。
もちろん僕もお客様もマスクをしての打ち合わせです。
すると、お客様がアイスティーを出してくださったんです。
「今日は暑いですよね」って。
僕はマスクをしていたってこともありますが、アイスティーは飲まずに、まず真面目に仕事の話をしてたんです。

そしたら・・・
「お嫌いでしたか?」
「温くなっちゃいましたけど」
・・・って感じで妙に勧めてくるんですよね。
僕も確認したいことをは聞けたし、アイスティーをいただいたんです。
えぇ、普通に美味しいアイスティーでした。

後日、プレゼンに伺って、結果、提案には喜んでいただけたんです。
僕もホッとしました。
で、雑談してたら、初めて会った僕がマスクしてて、なんだか表情が分からず怖かったそうなんです。
お茶を出したら、マスクを外すことになるから、顔を確認できる、って作戦だったそうなんです。
お客様も勝手に僕の口元を想像していたのかもしれません。
僕のように好みのタイプに補正していたとしたら、きっとがっかりさせたかと思います・・・
なんか、すいません・・・涙

でね、僕、思ったんです。
これからのプレゼンやセミナーって・・・

いかにして自然にマスクを外してもらうか、が重要じゃないか!?

・・・って。
アフター・コロナ、ウィズ・コロナのプレゼン、セミナーで重要になってくると思うんですよね。
表情を読み取って、聞き手の状況を把握し、聞き手により上手く伝えるためにね。

ここは無菌室に近い環境を再現していますから、マスクは不要です!
ぜひ、マスクを外してリラックスしてください!
・・・とかって言ってね。

ちなみに、そのお客様は僕の補正通り、いや、それを上回る美しい方でしたよ。
なんか、ありがとうございます・・・
きっとお店も繁盛することでしょう。
そして、実はもう一方女性がいらっしゃるのですが、その方だけマスクをとったお顔を拝見できてないんですよね。
補正値を極限まで下げたとしても、きっと美しい方だと思います。

ところでなんですが・・・

どうやったら女性にマスクを外してもらえるか?
しかも極めて自然に。
良い案があったらこっそり僕に教えてください。

 

 

著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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