コミュ障経営者のギモン その29「人をコントロールするということ」

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なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。

人をコントロールするということ

なんだか手応えがないなぁ・・・

張り合いがないなぁ・・・

人と接しているとこういうことってたまにありません?

例えば、「こいつ理解してんのか?」なんてことは、部下を持ったことのある方なら必ず1度は思ったことあるでしょう?

なんか無反応だったり、「はぁ・・・」なんて薄い反応だったりするとね。

昔の人が言うところの・・・

暖簾に腕押し

糠に釘

豆腐に鎹(かすがい)

・・・って感じなんでしょうかね。

上手いこと言いますよね。

「あれ、なんにも無いんだ!?」ってスカッと力抜けちゃう、「意味ない」ってのが直感的にイメージできますよね。

これについてちょっとギモンに思ったことがあるんですよね。

だってさ、「手応えがない」「張り合いがない」って思うってことは、何らか期待している結果と異なるってことですよね。

暖簾だって糠だって「あれ!?なんにも無いんかい!」って結果になるから、ことわざになったわけですよね。

ということは、暖簾や糠にそれなりの硬度や弾力を期待していたってことになります。

暖簾や糠ならまらしも、これが仮に「人」だった場合、勝手に期待しておいて、「手応えがない」「張り合いがない」って評価をされるわけですから、相手もたまったもんじゃないな、と。

人相手の「期待」って、「こちらが求める結果を出せている状態」なわけです。

例えば、僕が話した内容に興味深げに頷く・・・とかね。

期待するってことは、その状態に持っていくためのコントロールが大なり小なり働いているってことなんですよね。

「頷いてくれると話しやすいのでご協力お願いします」とか言うセミナー講師もいますよね。

あの手のアイスブレイクって、急激に冷めちゃうんですよね・・・

まぁ、それは置いといて・・・

「期待」って多くの場合、「コントロール」とセットと考えられますよね。

コントロールした通りに動かない(もしくはコントロールできない)からがっかりするわけで、「手応えがない」「張り合いがない」なんてこと思うわけなんですよね、きっと。

「好きな人が自分に好意をよせる」という期待を抱いたとき、ほとんどの人は一生懸命そうなるようにコントロールしますもんね。

そのコントロールが上手い人はモテますね、きっと。

では、仮に何も期待しなければどうなるんでしょうね?

つまり、コントロールもしない。

これって案外難しいかもしれません。

例えば、部下でも子供でもなんでも良いんですが、普段、期待している相手(=コントロールしようとしている相手)で考えてみましょう。

部下が売上目標を達成している状況を期待して、アドバイスしたり、指示を出したり、同行したり・・・つまりコントロールしているわけです。

仮にこのコントロールを手放した状態で、何を期待できるのか?ということなんです。

難しいでしょう?

だから、もしかすると人って、「コントロールして誘導できる範囲で期待をしている」のかもしれませんよね。

まぁ、そんな風に紐解いていったとき、「君に期待しているよ!」って爽やかに勇気づける言葉が一気に汚れ始めますよね。

僕だってこんな大人になるつもりはなかったんですよ。

いつの間にかこんな面倒くさいやつになってたんですよ・・・

あと、自分で書いてて無性に気になってるのは、「豆腐に鎹」ってやつなんです。

というのも、天日干しにした六条豆腐というカチカチの豆腐になら鎹を打ち込めるのでは?!って・・・

こんなことを考えてると仕事がドンドン進まなくなりますよね・・・

ただでさえ飽きっぽくて集中力が無いのにね。

さらに、最近、僕の脳の海馬が記憶することを途中で諦めちゃうことがあるんですよね。

「おい、海馬ッ!諦めが早いぞ!」って注意しようと思うんですけどね、それも忘れちゃうんですよ。

でも、なぜか週1回のこの寄稿は覚えてるんです。

脳って不思議ですね。

 

著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

安田佳生とおこなう「スイッチミーティング」

「広告費を削減したい」「競争に巻き込まれない商品を手に入れたい」という経営者のみなさま。発想をスイッチして、「新しい商品」と「新しい顧客を」つくってみませんか?

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