コミュ障経営者のギモン その41「JYPさん、ありがとう。」

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なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。

JYPさん、ありがとう。

先週、格闘技の試合について紹介しましたが、実は怖すぎて、楽しくなれるような動画を見たりして、現実逃避してたんです。
その中で僕の心の癒やしになったのが、神無月さんの動画です。
NiziUってグループの「Make you happy」って歌を吉川晃司のものまねで歌うってやつなんです。
NiziUってグループもよく知りませんでしたが、何だか最高に面白かったんですよね。
神無月さん、すごいですよ。
あなたがいなかったら、僕はきっと試合の恐怖に押しつぶされていました。
神無月さん、ありがとう。

で、NiziUに興味を持ったんです。
JYP(パク・ジニョン)ってプロデューサーがアイドルグループを作るってオーディション企画『Nizi Project』ってのがあって、そこで生まれたグループなんですね。
JYPってなんや?JPY(Japanese Yen)の間違いちゃうんか?って思って小馬鹿にしてましたが、試しに見てみると・・・
すんごい面白いですね。

なんでこんなに面白いんだろう?
正直、NiziUとか、そんなに興味はなかったんです。
そのときはね。
で、ハマっていく自分をちょっと客観的に見てみたんです。

まず、デビュー前のメンバーの様子をこんな風に番組にすることで、勝手に愛着がわいてきますね。
勝手に親心みたいなものが芽生えてきますからね。
感情移入してきてね。
というか、皆、最初はすんごい野暮ったかったんですね。
JYPさんの素材を見抜く眼力とかすごいですね。

あと、JYPさんのフィードバックが凄まじいんです!
マネジメントする立場にある僕にとって、それはかなりの衝撃でした。
相手の性格やスキルレベルに応じたフィードバックをし、成長の方向を示し、促していく。
結果、野暮ったかった子たちがドンドン輝いていくんです。

最初からできる子には、さらに高いハードルを用意し、彼女らのプライドをくすぐり、スキルをさらに伸ばさせます。
そして、そのハードルをクリアすると、彼女たちが一番欲しい言葉を感情たっぷりに与えて、承認。そして、涙ブワァ〜みたいな。
もう、この流れは一流の芸みたいなものになってます。
一方、ド素人みたいな子たちには、結果というよりは努力を認め、常にポジティブなフィードバックを与え続けます。そして、自信を持たせ、成長を促していきます。
厳しいことを伝えるときも、最後に相手のやる気をクイッと引き上げるような伝え方をするんですよね。
一人ひとりに「JYPさんは自分のことを見てくれている」って感覚を与えるんですよ。
ドンドン輝いていく参加者の姿を見て、JYPさんのフィードバックの力をメチャクチャ感じてしまうわけです。
彼女たちを適した方向に導き、モチベートして主体性を高め、プロとして通用するレベルにまで仕上げちゃうわけですからね。
何でもかんでも否定的なフィードバックをして、ほとんど承認もせず、相手のやる気を根こそぎ刈り取り絶望させるばっかりの僕はただの糞ピンク頭だなって猛省ですよ。

で、ドンドン変わっていく参加者を見てて思ったんですけど、変化成長するのって、やっぱり素直に聞いて実践する子なんですよね。
見た目にもドンドン輝いていくので、文字通り一目瞭然なんです。
結果、合格したのは、きれいな、可愛い子たちになるんですけど、それは一番素直に実践しきった子たちなんですよね。
目に見えて成長していくんです。
そして何より、根性の塊ですよ、彼女たち。
尊敬です。
それに比べて、この糞ピンク頭ッ・・・怠惰の塊ですよ。
だから、明日から頑張ることにしました。(にんげんだもの・・・)

ちなみになんですが・・・

僕はNiziUのメンバーの中では、Mayaが好きでね。
彼女は最初、自信なさげで、暗くて、びっくりするくらい野暮ったかったから、「Make you happy」のミュージックビデオに出てる子と同一人物だと思えませんでした。
ところがです!
JYPさんのフィードバックを受けて、素直に実践することで、凄まじく可愛くなっていきます。
もう、完全に僕のタイプです。
JYPさん、ありがとう。

そして、最後に、神無月さんもありがとう。
前田日明さんのモノマネも最高です。

 

著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

安田佳生とおこなう「スイッチミーティング」

「広告費を削減したい」「競争に巻き込まれない商品を手に入れたい」という経営者のみなさま。発想をスイッチして、「新しい商品」と「新しい顧客を」つくってみませんか?

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