その169「なぜ、そんな不快な方法で主張しちゃうのか」

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なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。

「なぜ、そんな不快な方法で主張しちゃうのか」

環境活動家がトレビの泉に入って、黒い液体をまいた。

先日、そんなニュースを目にして、思想は人それぞれあるにしても・・・
「なぜそんな不快な方法で主張するのだろう?」って思いました。
炎上商法みたいなもので、確かに目立つし、ニュースやSNSに取り上げられるからリーチとしては悪くないんでしょう。
でも、その活動家や団体の印象も決してよくはなりませんよね?
どうやら、この環境保護団体は、以前にも有名絵画にマッシュポテトを投げつけたり、ペンキをぶっかけたりして話題になったようですね。
パフォーマンスが過ぎて、僕には彼らが何を訴えたいのかわかりませんけども・・・

「なぜそんな不快な方法で主張するのだろう?」で言えば、昨今のポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)についても同じ様に感じることがあります。
例えば、人気ゲームのキャラクターについて、随分と美形度!?が下げられて、なんだったらちょっとブサイクくらいになっていて、「ポリコレに屈したか!」とファンの中で物議を醸したことがありました。
そのゲーム、シリーズものだったので、途中で顔がブサイクに変わるのって、なんだか奇妙ですよね!?
さらに、同性同士でキスをするようなイベントまで登場します。
別にいいんですよ、でも、それまで同性愛どころか恋愛描写もないゲームだったのに、どうしたんだよ!?ってファンは困惑です。
ちなみに、同性愛者の相手役はアジア人モチーフのキャラで、美形度は低め!?に調整されています。
ポリコレ迎合のためなのか、なんでもかんでも詰め込み過ぎでしょう(苦笑)
ブサイクでも、同性同士のキスでもなんでも良いんですが、シリーズの世界観を壊していませんか!?、と(汗)

ポリコレの影響を受けた結果!?、主人公が大胆に変わった作品と言えば・・・
『美女と野獣』のミュージカルで主演を演じた方、黒人でかなり大柄な身体をされていて、話題になりましたね。
これまでに持っていた主人公ベルの印象や物語とは違いすぎて、ファンならずとも多くの人が衝撃を受けました。
こういうのを見ると、なんだかあえてベルの対極にありそうな見た目の女性を選んだように思えて、ちょっと不自然に感じますよね。
まぁ、僕は新説や新解釈の類も嫌いじゃないので、それはそれで気になりますけども。
でも、前述のゲームもそうですが、原作にはファンもいるわけで・・・彼らからすると「原作レイプ」と感じることはありそうですね。

色んな主張があるのは当然だし、それは結構なことですけど、その主張方法や対応が行き過ぎてると感じてしまうのは僕だけでしょうか・・・

そのうち、『ドラえもん』を見たイヌ派の人たちが、ネコばかり融通するのはオカシイ!って言い出して、そこに配慮した結果、見た目が完全にイヌのドラえもんができあがるようなものでしょう!?
ネコだから成立していたネズミとの対立軸や、ネズミに耳を噛みちぎられて真っ青になったというエピソードも、全て関係なくなりますよね・・・
『フランダースの犬』も『フランダースの猫』とかになりかねませんよ。
有名なエンディングで、パトラッシュがネロを乗せたリアカーを引っ張り、空を走りますが、ネコだとリアカーを引けなさそうですね・・・

 

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著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

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