【大手の作法/016】 辞める選択をサポートせよ

 このコラムについて 

「担当者は売り上げや組織の変革より、社内での自分の評価を最も気にしている」「夜の世界では、配慮と遠慮の絶妙なバランスが必要」「本音でぶつかる義理と人情の営業スタイルだけでは絶対に通用しない」
設立5年にして大手企業向け研修を多数手がけるたかまり株式会社。中小企業出身者をはじめフリーランスのネットワークで構成される同社は、いかにして大手のフトコロに飛び込み、ココロをつかんでいったのか。代表の高松秀樹が、大手企業とつきあう作法を具体的なエピソードを通して伝授します。

本日のお作法:辞める選択をサポートせよ

“たかまり”がお付き合いさせていただいている大手クライアントの多くは、いわゆる人気企業。TVではCMが流れ、自社の商品やサービスを知らない人はほとんどいない。就職活動時には友人たちが羨み、親は鼻高々と言った会社さんです。

でも。そんな大手企業にいながら ほとんどの方が “漠然とした不安” や “モヤモヤ感” を抱きながら忙しい日々を過ごしているように感じます。

実際に研修などの機会で出会う若手世代の多くは “理想と現実のギャップ” に苦しみ、同世代の起業家やフリーランスの “自由な働き方に憧れ” を抱いているようです。

彼らの悩みの根底には「このままで良いのだろうか?」「こんなはずじゃなかった」という現状への焦りがあり「なんとか打破したい!」という思いを持っているのです。

そんな思いを実践につなげている「ONE JAPAN」という団体があります。50以上の大企業の若手有志による実践共同体であり、そのメンバーは1,000名を超えているとも。普段働いている会社では「新しいことをやってはいけない空気」や「イノベーションを起こせない空気」が存在し、様々な悩みを抱えているのだそうですが「大企業に“挑戦の文化をつくる”」をモットーに相互成長の場づくりをしているのです。

その「ONE JAPAN」では『企業に勤める身として「染まる」「変える」「辞める」の3つしか選択肢はないが「我々は変えたい!」』と公言しています。

→次頁は「果たして組織は変えられるのか?」

ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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