【読むPodcast | ゲリラマーケティング】「うぬぼれと自信、自信のなさと謙虚、その境目を教えてください」2019年1月2日配信

第327回「うぬぼれと自信、自信のなさと謙虚、その境目を教えてください」
というご質問。謙虚は本当に美德なのか。ゲリラーズが検証します。
栃尾

新年あけましておめでとうございます。安田佳生のゲリラマーケティング、ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

年賀状は届きましたでしょうか?金子亜佑美です。

安田

安田佳生です。

栃尾

今日はこのような質問いただいております。40代の弁護士さんからです。

金子

おっ。

栃尾

(笑)みなさんこんにちは。いつも楽しく聴かせていただいております。私は40代で、ある士業事務所を経営しています。うぬぼれ(天狗)と自信の境目、自信のなさと謙虚の境目はどこにあるのでしょうか?私はどちらかというと自分に自信がない人間なのですが、物事が上手くいきますとたまに天狗になります。そして、また自信を失うことがおきて、天狗の鼻をへし折られて落ち込みます。謙虚は日本では美徳とされていると思うのですが、勘違いをして天狗でいたほうが楽しい人生を送れるような気もします。よろしくご教授ください。ということです。

安田

はい。「ある士業」って言いながら「弁護士さん」って言っちゃいましたけど、いいんですかね。

栃尾

ホントだ(笑)「いい」って言ってました。

安田

あ、そうなんですか。じゃあ、お願いします。

金子

自信のなさと謙虚の境目……この間話しませんでしたっけ?

安田

えっ?

栃尾

話した?

金子

なんか話をした気がしました。

栃尾

「謙虚な人は自信があるんじゃないか」みたいな?

金子

安田さんが、謙虚は……えーと、なんだっけな、忘れちゃったな。

栃尾

バタバタしない(笑)

金子

「謙虚は謙虚じゃないんじゃないか」みたいな。

安田

謙虚は謙虚じゃない!?そんな話、しましたっけ?

金子

謙虚は謙虚じゃなくて……えーとね、あ~エスカップ飲んできたのになぁ。頭が働かないです。

安田

まあ、でも、「自信がない」っていうのと「謙虚」はちょっと違う感じがしますよね。

栃尾

はい。

金子

うん。

安田

自信がない人は謙虚になんないですもんね。

栃尾

そのまま言ってるだけですもんね。

安田

そのまま?

栃尾

自分がたとえば「できない」って言ったことが……謙虚って謙遜するってこと?

安田

そうですね。

栃尾

ですよね。「何々ができない」ってそのまま言ってるのと、ホントはできるけどできないようにへりくだって言って……「できない」っていったらウソだけど、なんか、いい例えじゃなかったですけど(笑)

安田

そうですね。自信がベースにあるんだけど、その自信におごり高ぶらないのが謙虚なんで、自信がない人は謙虚……「2階」じゃないですかね、謙虚は。

金子

ニカイ?

栃尾

ニカイ?

安田

2階。

栃尾

2階??

金子

2階??

安田

自信が1階なんで、1階がないと2階だけっていう建物は造れないじゃないですか。

栃尾

はい。

金子

おぉ!

安田

だから、自信がなく謙虚っていうのは、あり得ないってことなんじゃないですかね。

栃尾

あぁ~。土台がまず自信があることだと。

安田

土台が自信があることなんで。

金子

あ、でも、なんか自信って難しくないですか?謙虚と自信って同じ建物になるんですか?

安田

いや、ちがう建物だということだと思うんですけどね。

金子

ああ、なるほど。そういうことか。

安田

だから、自信がある人の次のステップ、自信があってどうすんのか、ってことなんじゃないですかね。

栃尾

でも、自信がない人で謙虚な人もいませんか?

安田

自信がない人で謙虚な人?

栃尾

はい。

安田

いますか?「いや、私なんかぜんぜんダメです」っていう人ですか?

金子

うんうん。

安田

それ、謙虚って言わないんじゃないですかね。謙虚っていうのは……

栃尾

たとえば、謙虚ってどういうセリフですかね。

安田

まわりは少なくとも、その人ができることを認めているっていうのが前提なんでしょうね。

栃尾

あぁ~。で、「私なんて目立たなくてもいいです」みたいな感じの人?

安田

はい。本人も根本的に自信があって、だけどその自信をひけらかさないっていうか、その自信があるからといって油断しないというか、そういうのを謙虚っていうんじゃないですかね。

栃尾

美しいですね。

金子

$♪¥○×△&?#$!

安田

……(笑)

栃尾

だいじょうぶ?(笑)

安田

「うぬぼれ」と「自信」の境目はどうなんですかね。

栃尾

「うぬぼれ」っていうと、過信って感じがしますよね。

安田

過信。そうですね。

栃尾

「張りぼて」的な。

安田

はいはいはい。うぬぼれだから、自分が「すげえ」って思ってるけど、まわりから見たら大したことないってことですよね。

栃尾

まわりから見たらなのか、本来の姿はなのか。まわりから見た姿が本来の姿とは限らないので……どうですかね(笑)

安田

「まわりから見た姿が本来の姿とは限らない」……難しいですね。

栃尾

難しいですね(笑)

金子

どんどん難しくなっていく。どんどん思考停止していく。

安田

基本的に、だから、その人の等身大の、自分がどう思ってるかっていうことは置いといて、その人の実力ってもんがありますよね。その実力の範囲内でその人が自信をもってる分には、べつにうぬぼれじゃないと思うんですよ。

栃尾

はい、そう思います。

安田

そうですよね。

栃尾

正しい形というか。

栃尾

そうですね。自信過剰っていいますかね。

安田

はい。本来の自分のあるべき量を超えちゃったってことですね。

金子

なるほど。

栃尾

そんな気がしますけどね。

安田

うん、そんな感じしますね。ということは、自信とうぬぼれの境目は「実力に見合ってるかどうか」ってことですか?

栃尾

っぽいですね(笑)

安田

で、最後に書いてありましたけど、「謙虚は日本で美徳とされてるけど、勘違いして天狗でいたほうが楽しいんじゃないか」と。

金子

「勘違いをしてるよ。天狗だよ自分」みたいなふうに思ってたらいいんじゃないですか。勘違いしてることがわからないのは生きづらいけど、でも、勘違いしてる天狗のほうだと楽しいんじゃないですか。

安田

「勘違いしてる」っていう自覚があればいいと。

金子

そう。

栃尾

それは「勘違いしてない」ってことだね。

金子

え、どういうこと!?どういうこと!?(笑)

栃尾

そうですよね(笑)安田さんはわかってると思うけど。

金子

もっかい言って!(笑)

安田

どうなんでしょう。勘違い……うーん、たとえばどういう状態ですか?ぜんぜん英語がしゃべれないのに「オレは英語が得意だ」みたいなのですか?そんなことありえないですよね、でも。

栃尾

ありえないですけど、自信過剰っていうのはありますよね、普通に。

安田

自信過剰ってどういうときに出てくんですかね。

金子

あっ、わかったわかった!「オレできるから、だいじょうぶ」って言うわりにやらないとか。

栃尾

結果が出るものだったらわかりやすいんですけど、たとえばそんなに結果が出ないもの、「超オレ、モテモテなんだよね」みたいな話とか。本当はモテてないのにとか、モテの基準低すぎない?とか。

安田

どうなんでしょう、モテるということに関しては「オレはモテる」と思ってるほうが人生楽しそうですよね。

金子

うん。楽しそう。

栃尾

そう思います。ただ気になるのは、敵が増えそうだなってことですよね。

安田

敵が?

栃尾

はい。やっぱそういう人って「おもしろくない」と思われがちじゃないですか。

安田

ん~、そうかなぁ。

金子

自分で言わなきゃいいんじゃないですか。

安田

僕は自分でモテると思ってる人のほうが、なかなか魅力的だと思いますけどね。

栃尾

まあ、そうですね。まあ、態度にもよるのかな、そうしたら。それが鼻につく人もいますよね(笑)

安田

自分で言っちゃうぐらいの人って逆に謙虚というかですね、思ってるくせに謙虚ぶる人のほうが、なんか……

栃尾

人に言わせようと誘導してるみたいな人いますよね(笑)

安田

「そんなことありませんよぉ」とか言わせて「ガハハ」みたいな(笑)

栃尾

「これ、私、言わなきゃいけない。いやぁ」みたいな空気をつくってくるみたいな。

安田

そうですね。でも、「実力に見合ってるから過信じゃない」っていうとこでいくとですよ、現在はいいんですけど未来に関してはどうなんですかね。「オレはきっとできるであろう」ていうのは、まだやってないからわかんないじゃないですか。

栃尾

根拠のない自信ってやつですか?

安田

根拠のない自信は過信なんでしょうか?

栃尾

なるほど~。根拠のない自信はいいっていいますけどね。私もうらやましいなと思いますけど。

安田

だから、まだやってないことに関しては過信でもいいんじゃないかって気がしますけどね。

栃尾

たしかに。

金子

逆に?

安田

それは「うぬぼれ」って感じじゃないですよね。

栃尾

そうですね。「うぬぼれ」って止まってる感じしますね。

安田

そうですよね。

金子

あっ、ということは弁護士さんが謙虚ってことですか?

安田

弁護士さんは「謙虚なんだけど、ときどき天狗になって鼻が折られる」と書いてましたね。

金子

でも、「鼻が折られる」っていうふうに言う感じが謙虚ですよね。

栃尾

そうそうそう。

金子

なんか、これはいいですよね。

安田

うん。文面からは謙虚さは感じますけどね。でも結局、謙虚さと、実力に見合った自信と、実力を超えてんだけど未来に対して可能性を信じるって、ぜんぶ大事な気がしますけどね。

栃尾

たしかに。

安田

だから、自信と謙虚は相反するもんじゃない気がしますけど。

栃尾

うん。で、なんかこう揺れ動いてる感じはすごく魅力的ですよね。

安田

そうですね。じゃあ、この難しいおまとめをお願いします。

金子

お願いしま~す。

栃尾

どうしよう(笑)いまのままでよろしいんじゃないでしょうか。

安田

いまのままでよろしいと。

栃尾

はい。

安田

いちばんよくないのは、謙虚ぶることだと。

栃尾

ああ、そうですね、たしかに。

安田

ホントは謙虚じゃないくせに、みたいな。

金子

まあ、でも難しいよなぁ。

栃尾

はい。

安田

はい。ということで、以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2019年1月2日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから


ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。

安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
emitochio.net

 

 

 

金子亜祐美
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ブルー・オーシャン戦略は、未知の新大陸を探しだす作業ではありません。
新たなブルー・オーシャンは今いるレッド・オーシャンの中に無数に存在するのです。

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