
番組が好きで、いつも楽しみに聴いています。今日は質問があります。どうして、みなさんは質問に対して短い時間でズバリ回答できるのですか?というのも、私は常にいろいろ考え、自分なりの考えも持っているつもりですが、いざというとき、すぐに反応できないのです。思っていることを言おうと準備していたときでさえ、その場になるとうまく言えず、人のペースや人の意見に飲み込まれてしまいます。素早く、うまく、人に自分の意見を伝える方法を教えてください。ということです。

それが私、結構好きじゃなくて。根がマジメだと自分で言うのもあれなんですけど。あまり好きじゃないんですけどね、結構マジメなので、「きっちりしなきゃ」みたいなところがあるような、「相手の時間を無駄にしてはいけない」みたいな気持ちがあるような気がします。

はい。だけど、それでも練習してると思いますよ、訓練してるっていうか。たとえば言われた瞬間に、ひな壇の人とか、誰に振られるかわからないので、振られて反射神経で答えないといけないんですよね。その答えがつまんないと次から出してもらえないわけで、人生かかっちゃってるわけですよ。

同じ立場だったらどうします?金子さんとかはどうします?ひな壇に出て、1回しかチャンスなくて、何回か振られるけど、その2・3回のときに面白いことを言ったら次に呼んでもらえるかもしれないけど、そうじゃなかったら終わりっていう。

僕も、最初は10分でこの番組を、できるだけ編集せずに終わらせるために、毎回もちろん準備するんですけど、それでもやっぱり短くなったり長くなったりしますよね。長くやってるんで、10分がどの程度なのかっていうのはだいぶ体が覚えてきましたけど、一応、やっぱり事前に練習するし訓練するっていう、それしかないと思いますけどね。

ロープレっていうか、「ここでこういう話の仕方をしたら、相手がこういうふうに突っ込んできて、こういう反応だったら、次、こう返したらいいかな」っていうのを、たとえば商品説明でもそうだし、面白いギャグを思いついたときに、「それを言ったら、相手がこういう反応だったら、次こうだな」とかっていうのを練習するんですよ。ロープレする。

そうですね。相手の気持ちも考えて、「こういう突っ込みを入れてくる人は、ここがうまく聞けてなかったから、だから、こういう間があるから、次、こういうふうに言ってあげたらいいな」とか、「あ、先にあのネタ挟んどいたほうがよかったな」とか。

それは営業ロジックとまったく一緒で、結局、商品を売るためのコピーみたいなのも営業ロジックでできてるんですけども、長々とした文章はみんな読まないんで、短い文章でポンポンって、「どう言ってあげたら、みんなはこれが会話になって頭に入るのか」とかいうのを考えるのが僕の仕事でして。
*本ぺージは、2020年10月28日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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