(音声はこちらから。)
さあ!今日もいきたいと思いますが。
元気だね、なんか。
えっ!いや~だって、今ちょうどね、プレミアムの収録をしたあとだったんで。財務エイドのね。
じゃあ疲れすぎてるよね。
いや、でも逆に元気ですよね。
やっぱ30分財務の話をし続けるって……私してないんだけどね(笑)
めっちゃ面白かった。ここでその話したくてしょうがないですけど。
いらない帽子とかが高く売れるからね。
(笑)
ね。でも、いまマスクしてんじゃん。
うん。怪しすぎるよね(笑)
怪しいよね(笑)。この間来たとき、だって、帽子にサングラスにマスクって、もう犯罪者だよね。
あ、僕ですか?
あれ、でも、カッコいいっすよ。思いのほか大久保先生がね……これ、何の話してるって、一度ゲストに出ていただいた“人類帽子計画”を企てている日爪さんの帽子をみんなで買いまして。
俺、全種類買ったんじゃないの。
でも、思いのほかハットとか似合いますよね。
5個も帽子持ってて、家からあんまり出ないのに……パーティーとか行けばいいの?(笑)
パーティーないし(笑)
ないもんね。いつ使えんだろうと思いながら。
そうそうそう。わざわざつくってくれるっていうからさ。Lって書いてあった。
MOFの世界の職人に何させてるんすか(笑)
(笑)。かぶって歩いてるよ、一番町を。
一番町ね。
庭ですからね。
そうそう(笑)
やりますか、はい。
やりますかね、質問をね。いきたいと思います。
ゆるいね。
相変わらずゆるいな(笑)私じゃなくて。
俺か(笑)
さあ、いきましょう。今日は建設業の経営者・37歳の方からご質問をいただいております。いつも勉強になるお話をありがとうございます。
ありがとうございます。
質問です。今年、会社の代表を引き継ぎました。
おっ、おめでとうございます。
現預金を持っておくために、長期の借り入れを検討しています。えー、補足でですね、代表取締役の連帯保証は外れております、となっております。銀行からは私募債、銀行引き受けを勧められていますが、普通に借り入れする場合とどちらがいいのか、メリット・デメリットなどを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
なるほどね。
でも、代取の保証がないから、結構いい会社なんだろうね。
あ、そうなんですね。これ、まさに聞きたかったんですけど、私募債を金融機関が勧めるケースって、たしかに業績いい会社が多いなって印象なんですけど。
まあ、金融機関もそう言ってくるでしょ。メリットのひとつは、盾がもらえるよ。
は?盾?
「私募債を発行しました」っていう記念の盾みたいなの(笑)
ちょっと待ってよ、何その話(笑)
そういうゴミがわざわざやってくるっていうことは、ゴミ商品ってことですよ、結論からいうと。
ってことは、金融機関も結構メリットはあるってことですか?
いやぁ、ありまくるでしょ。
けど……
だって……え?けど?
いやいや、一方で経営者はどうなるかなと思っただけなんですけど。
ああ。まあ、銀行からしたら社債発行手数料が取れるじゃん。
あ、いったん整理からいきますね。
は?
軽く「私募債とは」の話を。
(笑)
ちょっと待って!番組!(笑)
ググってくんねーかなって(笑)。社債だよね。
はい。
債権を発行して誰かに買ってもらうっていうのが私募債で、だから小規模の私募債であれば、べつに銀行じゃなくても、誰かが引き受けてくれるって言ったら発行していいんだよ。
けど、金融機関主導で……
金融機関が引き受けるってことは、借り入れと変わんないよね、はっきり言って。
うんうんうんうん。
借り入れと変わんないんだけど、基本的には期日一括返済。
ああ、なるほどね。
だから、5年なら5年で返すっていうことが前提。だから、ある程度張り付いちゃうんで、いい会社じゃないと。っていうところではあると思うんだけど。
ほぉほぉほぉほぉ。私募債を金融機関が勧めてくる場合って、社債発行したものは、いろいろポートフォリオを組むというよりも、基本、金融機関が丸っとその社債を買ってくれる形での調達っていうことになるんですか?
うん、そうそう。だからあんまり意味ないよね。普通の借り入れと同じだよ。
ほんとに同じですよね。
同じ。ただ、盾が……(笑)
違う違う違う。それ、もう、言いたいだけになってるじゃないですか(笑)
だって面白くない?
・・・後半へ続く・・・