27歳会計士さんからのご質問。独立する前に何を経験したらよいか、とのこと。Colorz採用フォークソングを聞き「幸せとは一体何か」を考えたようです。30歳のときに独立した大久保さんからはどんなアドバイスが飛び出すのでしょうか。(音声はこちら)
>>>大久保圭太氏のプロフィール

会計士の方、結構相談受けるけど、やっぱ税務ができてないのが結構きついかなあとは思うんだ。独立しても。まあ、「独立」って何をもってかはわかんないけど、会計士で独立してるっていって……監査法人のバイトって時給高いんだよね、だから、それだけやってるのに「独立してる」みたいに言ってる人も。ただのフリーターじゃんと思ってんだけど、俺は。

いや、でもそうだよね。でも、この間、ほら、開業塾って、独立したいみたいなところ行ったときに、いくつだったかなぁ、50ぐらいのおっさんが……あ、おじさんが「6月か何かに独立したけど、いまんとこクライアント1軒もないんですよね」って言っててさ。ニートじゃん、それ(笑)

そうそう。一応税理士法人はあるんだけど、コンサルだけでやろうかなみたいのもあって。単価の問題で、コンサルだけ、財務のコンサル。だから、会計士とか、そういう財務コンサルとかCFO的な立場でやるとか、そういうのもあると思うんだけど、やっぱ取れないね。

あ、違う?わかんないんだよ。わかんないから、急に言われても何に困ってんのかわかんないし、「お金のことは税理士さんがやってくれてんだよ、会計士さん税理士さんが」って思ってるから、それでやったときに初めぜんぜん取れなかったけど、気づいたわけですよ、「iPhoneだ」と。

そう。「これだ」と。要は税務を変えちゃえばいいんだよね、財務に。だから、ガラケーの状態の税務顧問を税務財務顧問に変えちゃえば変えるんだよ、高くても。コンサル別途で入れるとどう扱っていいかわかんないし、税理士の顧問はいるし、めんどくさいじゃん?2人やんの。でも、財務のことをやってくれる税理士は便利なのよ。だって、ちゃんとやってくれるし……

そうそう。10億やんならわかるよ、そういう戦略やんならわかるけど、そもそも財務しかないのに、だから「税理士です」って言うと「うち、顧問税理士いるんですよ」みたいなね、絶対飲み会とかで言われたからさ。「べつにおまえんとこの顧問やるなんて言ってねえよ」みたいなね(笑)いや、ホントに大変だったよね、実績もないしさ。

そうそう。思考を止めるっていうね。脳科学やってますから。「税務なんかいらねえんだ」っつって、「財務だ」っつって。で、「財務って何だ?」っつって、「調達して、集めて」。B/Sが見れんだよね、税理士とか会計士って。決算書出してくれたときに、みんな売上とか見て、利益とか見て、「すごい」とか「へったくれだ」って言うんだけど、まずB/S見て現預金残高を見て、そのときにだいたい少ないんだから、ほとんど中小企業、月商の1か月とか2か月しか持ってないんだから、「潰れますよ。3か月以上持たなきゃダメです」っていう提案をすれば、だいたい決まるよね。「えっ、そんなこと言われたことありませんでした」ってなるわけ。

そうなんだよね。でも、決算書ができりゃいいんでしょ、とりあえず。税務要素はないよ、初めは。言っちゃった(笑)でも、それで「いや、お金のことを」って思ってんのよ。要するに、営業だったり企画がある人が独立して、そのお金部分を税理士さんに任せてるっていう構造じゃない?だから、そこを任せてるのにちゃんとやってくれてないっていう状況が、なんでかっていうと節税してるから、ほとんど、もし儲かっても。俺もさすがに、何もせず、ただ単純に赤字みたいな決算書だってさ、それは「ビジネスモデルちゃんと頑張って作ってね」っていうことしかないけど、ちゃんと利益出てる会社だったりとか規模もそこそこになってくると、必ず決算書が間違えてるから。間違えてるというか……

そうだね。税務申告だから税務署に向けて作ってるじゃない?それを銀行をいちばん意識してつくる。だいたい利害関係者3人しかいないんだから、株主の自分と税務署と銀行って考えたときには、やっぱ銀行にどう見られるかはすごい大きいと思うんだよね。その指摘をすると調達がガーンってつくじゃない?そうするとお金が増えるから。

そう。で、持ったらわかるもんね。いくら税務も財務もわかんなくても、いきなり預金残高1億円増えたらさ、増えたよね。「財務だ」ってなるのよ。錯覚ですよ(笑)錯覚じゃないけど。でも、そういう強い会社つくれてるから、そうすると他の経営者に「財務だ!財務だ!」ってわかんないのに言うんだよね。「税務じゃない。財務なんだよ」って言うのよ。

まあ、たしかに、そうなんだよ。でも、本当に中小企業の決算書には現預金が少ない。で、監査法人に勤めてるから、おそらくそういう決算とかぜんぜんわかんないと思うから、中小企業のね。そこってそんな感じなので、CFOがいないわけで、そこの財務のところをやってく。社長の感覚破壊をするっていう。