カテゴリー: 安田佳生コラム
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2023年8月2日
お金の定義
何かをやってもらったら「ありがとう」と言う。誰もが子供の頃に教えられる習慣である。だがこれを身につけている大人は少ない。感謝をきちんと口にできるだけで、人生は全く違ったものになっていたことだろう。 お金についても同じであ…
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2023年7月26日
価値観の変化
企業戦士という単語が日本の辞書から消えた。この言葉はもう99%の若者に通じないそうである。正直言って我々世代の人間には、なぜこの言葉が通じないのか理解できない。読んで字のごとく。会社のために一生懸命働く人。そのままじゃな…
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2023年7月19日
給料以上に働く意味
最低でも給料の3倍以上は稼げ。5倍稼げるようになったら一人前だ。30年前の社会人にはこれが常識だった。「そりゃあそうだよな」となんの疑問も抱かずに社員が働いてくれた時代。それは経営者にとってもやり易い時代だった。 今上司…
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2023年7月12日
人ありきの時代
国も会社も人ありきと言われているが、経営者が本気でこの意味を考えなくてはならない時代が来た。それは「いい人材がいい会社の基盤だ」というような甘い意味合いではない。そんな悠長なことを言っていられる時代はとっくに終わっている…
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2023年7月5日
物語がつなぐ社会
有名芸能人だけが発信力を持ち、テレビCMが絶大な広告効果を誇った時代。それが終わりを迎えつつある。素人ユーチューバーが爆発的な宣伝力を持ち、フォロワーを抱えるインスタグラマーが集客の要となる。 複数のメディアがオンライン…
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2023年6月28日
価格表と入口商材
価格が提示されていない寿司屋には入りにくい。 当然のことである。 ここを明確にしたことで大成功したのが回転寿司。 もちろん価格が安かったから流行ったのであるし、 安くするためにレーンを作ったことも大きい。 しかしネットも…
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2023年6月21日
値上げの本質
値上げをするには新規顧客が必須である。 新規顧客が増えていけば 既存の顧客に値上げを要求しやすい。 高単価の新規顧客を獲得すれば、 そもそも値上げする必要もない。 つまり単価アップは新規顧客の 獲得力にかかっているのであ…
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2023年6月14日
持つべき金銭感覚
孫正義さんが創業時たった2名のアルバイトに向けて語った逸話。 「ウチは豆腐屋のように1兆2兆とお金を数える会社になるのだ」と、 情熱を込めてソフトバンクのビジョンを熱弁したそうだ。みかん箱の上で。 あの孫正義から直接ビジ…
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2023年6月7日
ゴールから逆算せよ
経営は終わりなきエスカレーターだと言われている。 下りのエスカレーターをひたすら上り続ける行為に 似ているから。ちょっとでも速度を落としたり、 立ち止まったりしたら、あっという間に下がってしまう。 下がり続ければいつか必…
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2023年5月31日
顧客を切る言葉
星野リゾートはスタッフ全員が マスクをしないことを決めた。 もちろんスタッフが決めたわけではない。 会社が、つまり星野社長が、そう決めたのである。 3月13日以降マスクをするしないの判断は 個人に委ねられている。 つまり…
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2023年5月24日
安売り脳を捨てろ
もっと給料を高くしてほしい。 だけど物価が上がるのは嫌だ。 この矛盾が日本を貧乏にしていく 最大の要因だと言われている。 労働者=消費者という図式がある以上、 売価を上げられなければ報酬は増やせない。 簡単な算数なのだが…
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2023年5月17日
安い理由・高い理由
ユニクロは安くて良い商品である。 だから日本全国で売れた。 全国で売れたことによって価格あたりの品質が高まり、 世界でも戦える“安くて良い商品”になった。 今やユニクロは世界中で売れる ファストファッションである。 世界…
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