この記事について
半世紀も生きてきますと、【ことわざ】の持つ意味が、より深く染みるようになりました。昔の人はうまいこと言ったもんだなぁと、しみじみ。時代の転換期、大きく世の中が変わってゆく中でも、人やこの世の本質的な部分は、案外変わらなかったりします。結構スルドイところを突いてくるのです。
本日のことわざ
「つまづく石も縁の端」
つまづくいしもえんのはし!自分にかかわっているものは全て、不思議と何らかの因縁で結ばれているもの。
ご縁☆
ホント、ご縁って面白い!信じられないような不思議なことも起こるもんね。
フフフ
以前、うちの会社でアルバイトをしていた大学生のK君。資格も複数取るし、とても真面目で社員からの評判も本当に良かった。念願かなって教員になることも決まり、いよいよ卒業がせまった頃、「長い間お世話になりました」とあいさつに来てさ。「さみしくなるけど、K君ならきっといい先生になれるよ。がんばってね!」と、みんなで見送った訳さ。
ほう
県内のどの小学校に配属になるかはわからないと言っていたのだけど後日、本人から「S市の小学校に配属になるそうです」と連絡が入ったの。
それがどうしたのか?
それがさ!この春小学校に入学する姪っ子の住んでいるところがS市なのよ。
ほう
その連絡入った時、びっくりしたのよ。埼玉県って63の市町村がある、63分の1に当たるとは!別に彼の自宅がS市に近いという訳でもないのに。
ほほう
でもさ、S市は7つの小学校がある。だからまあ、姪っ子の学校に配属になるというのはわからないよね、と。
7分の1
そしたらさ、また連絡あって「S市のさくら小学校にきまりました」って、、、
引いたのかwww
見事に!姪っ子がこの春入学するさくら小学校に。
もう、ここまで来たら、、、だな。
そう!もうここまで来たら、、、だよ、まさかの。
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それぞれ6学年3クラスずつ、計18クラスあるわけだよ。でもね、ここまで来たらさ!もう
BINGO!
ハイッ姪っ子の担任に決まりました!
ご縁は引き強し☆
繰り返すようだけど、K君の自宅も、うちの会社も、姪っ子の小学校も、それぞれ電車で30分とか1時間とかかかるくらい離れていて、近い訳ではないのよ。広範囲のエリアの中でよくまあ、ピンポイントでと思う訳よ。しかも、小学生の姪っ子は一人だけ。たくさんいるうちのひとりって訳でもない。
ご縁はそんなもん☆
入学後、早々に授業参観があってさ。行くよね!その日は午前中で早退して会社の何人かと行ったよ、授業参観ww
ほほう
授業始まる前に、K君いやK先生、私たちの姿見て爆笑する訳ですよ。「なんで居るんですか!?、やりづらいなあwww」と。廊下でわちゃわちゃやっていると、周りの父兄が不思議そうにしていたよ。
そらそーだ
つい最近「お世話になりました」と言われていた相手に、今度は「お世話になります」って言うというね。ホント面白かった!さみしくなると思っていたのに、またすぐ会う事になるとは、夢にも思ってなかった。
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なんか、小学生になった姪っ子の成長に感動すると共に、ついこの間まで学生でアルバイトしていたK君が先生として立派に教壇に立っている姿をみて、Wでなんか感激しちった。
かかわるものは全て何かしらのご縁があるというけど、今回はなかなか深い縁なのかもね。
おまけに言うと、そもそもそのK君とは入社の時からなんか縁があるのかなって思っていたんだ。履歴書の出身高校が私の友人の息子さんと同じで、しかも年齢も一緒だったので双方に聞いてみたらどちらもよく覚えてた。同じクラスだったこともあるって。
あら
ホントにさ、こういう偶然にしてはあまりにも不思議な事、まだまだたくさんあるんだよ!!人とか土地とか、、、ありすぎてきりがないのでこの辺で今日はやめておきます。
じゃ、また今度ね☆
著者について
黒須 貴子(くろす たかこ)
https://tempurayama.com/
数々のアルバイトや専業主婦などを経て、消防設備の会社を設立。下請けからの脱却、女性消防設備士の登用など、難題に直面してきた経験をシェアして生かせる〈社長峠の茶屋〉を始める。学生時代はパンクロッカー、現在はヴィジュアル系のキャンサーサバイバー。