2019年7月17日 ソルナ小さなブルーオーシャンSNSリテラシー小さなブルーオーシャン ネットの履歴書第17回『丸山議員と前澤社長』 TWEET SHARE HATENA COPY LINK 株式会社ソルナが開発した究極の履歴書。それが『ネットの履歴書』。これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。 小さなブルーオーシャンを追え 〜ネットの履歴書〜 第17回『丸山議員と前澤社長』 安田 北方領土で問題を起こした議員がいるじゃないですか。 三澤 丸山議員。 安田 はい。「島を取り戻したかったら、戦争するしかない」みたいなこと言って。 三澤 維新の会を追い出されてましたよね。 安田 追い出されました。それで糾弾決議も受けて「国会議員も辞めろ」って言われてるんですけど、本人は「絶対辞めない」と。 三澤 もうダメじゃないですか。あそこまで行ったら。 安田 世間的にも大バッシングなのに、ツイッターを使って反撃してるんですよ。 三澤 そうなんですか? 安田 はい。「言論の自由が損なわれる」「だから辞めるわけにはいかない」みたいな。 三澤 すごい強気ですね。 安田 はい。でも結局、引きこもっちゃいました。北方領土で「女を買いに行かせろ」とか駄々こねてたのがバレちゃって。 三澤 かなり恥ずかしいですね。 安田 彼は完全にツイッターの使い方を失敗しましたね。 三澤 言論の自由って言われると、そりゃそうだなとは思うんですけど。 安田 あれは完全に理論のすり替えですよ。Twitter見てる人も絶対そう思ってます。 三澤 そうでしょうね。 安田 でもTwitterでの反論って成功することもあるじゃないですか。NGTの山口さんは見事に世間を味方にしました。 三澤 使い方次第ですね。そもそも丸山さんは大義もないし、立場もぜんぜん違います。 安田 まあ確かに。アイドルと国会議員ですからね。 三澤 どういう立場の、どういう影響力をもってる人が言うかによって、発言ってぜんぜん変わってきますから。 安田 ですよね。あれは国会議員がするべき反論ではなかった。 三澤 発信力とか影響力がぜんぜん違うので。一般市民が言う「言論の自由」と同じような意味合いで使っていいのかな?とは思いますね、やっぱり。 安田 でも基本的に知名度はあるし、つぶやいたら拡散されるんで、使いようによっては世間を味方にできたわけじゃないですか。 三澤 そうですね。 安田 個人の発信力で世の中を味方につける人と、つけられない人、何が違うんですか? 三澤 以前もお話したゾゾの前澤さん、彼はツイッターの使い方がすごく上手です。 安田 何が優れてるんですか?彼は。 三澤 たとえば前澤さんってアンチも多くて、ずっと、しつこいのが20人ぐらいいるんですけど。 安田 いますよね。何言っても文句つけてくる人。 三澤 彼はそういう人にも、表面上だけじゃなく「すごいありがたい」っていう接し方をする。 安田 何がありがたいんですかね。 三澤 「気づきを与えてくれる」って言ってましたね。 安田 さすがにそれは、ちょっと嘘っぽくないですか。 三澤 そこがあの人のリテラシーの高さ。コメントの出し方が嫌らしくない。 安田 どんなコメントなんですか。 三澤 「アンチの人ばっかり集めたファンクラブをつくろうか」みたいな。 安田 なんと!ホントにやったら驚きですね。 三澤 「ある意味ファンなわけだから」と。だから「そういった人だけのファンクラブつくったらイノベーションじゃん」とかって言ってました。 安田 恐ろしく強いですね、ハートが。 三澤 強いのもあるんですけど、結局、そこの処理の仕方って爆弾処理と一緒なんですよ。 安田 処理の仕方を間違えると大爆発すると。 三澤 とくに前澤さんは上場企業の経営者なので。 安田 爆発したら株価も暴落しますもんね。 三澤 だから自分の置かれてる立場とか、これだけの社員を引き連れてることとか、ちゃんと考えてコメントしてる。 安田 なるほど。 三澤 だからアンチも「ありがとうね。君の存在も必要だよ」って認めてあげる。「なんだったら君の居場所もつくろうか?そこでもっと意見くれよ」ぐらいの懐の深さ。 安田 じゃあ丸山議員の場合は「自分の不徳のいたすところでした」みたいな、そういう“へりくだり”が必要だったんですかね。 三澤 謝るというよりは、ちゃんと人を受け止める器が必要。表面上で謝罪しても収まる話じゃないと思うんですよ。 安田 確かに。その点、前澤さんは上手ですよね。いきなり時給を1,300円にして2,000人のバイトを一瞬で集めちゃった。求人費ゼロですよ。 三澤 あれも「もっと社員に還元しろ!」みたいな批判を逆手にとってるわけです。 安田 すごいですよね。昔はユーザーに暴言吐いてたのに。「お前なんか客じゃない!」みたいに言って叩かれてました。 三澤 あれで学習したんでしょうね。その修正能力が彼のすごいところ。 安田 でも修正せずに、そのまま成功する人もいるじゃないですか。堀江さんとか。いまでも「ボケ!」とか言いながらファンがいる。 三澤 まあそうですけど。堀江さんはテストの点で言ったら80点ぐらいじゃないですかね。 安田 やっぱり前澤さんの方が上だと。 三澤 前澤さんのほうが、その後の展開をちゃんとロジックで組み立ててる感じがします。 安田 やっぱ「アンチの意見にどう答えるか」って重要なんですね。単なる「ボケ!」ではいけない。 三澤 そうですね。無視してもだめだし。 安田 丸山さんなんて、自分が言いたいことを言ってるだけで、外部の意見とかは一切スルーですから。あのへんが、ダメなんでしょうね。 三澤 そうです。だって、外部の方が丸山さんを見て「おまえは、こうだ、ああだ」って言うのも、ある意味正解じゃないですか。 安田 ですよね。それを受け入れるしかない。 三澤 その人のサングラスで丸山さん見たら、そういうふうに見えてるってこと。丸山さんも自分の価値観のサングラスをして反論してるだけ。 安田 単なる平行線ですよね。 三澤 どっちも正解どうしだから、ケンカしたって一生かかっても決着つかない。 安田 前澤さんにはサングラスはないんですか? 三澤 前澤さんは「おまえ、いいサングラスしてるな。そのサングラスもある意味正解だよね」と。 安田 なるほど。相手のサングラスを肯定してあげるわけですね。 三澤 「そのサングラスかけてるやつ20人集めてファンクラブつくったら、もっと面白い気づきあるんじゃないの」っていう。 安田 きっと彼は国会議員に立候補したら、すぐに当選するでしょうね。 三澤 そう思います。まあ立候補しないでしょうけど。 安田 これからの選挙って、選挙カーに乗って喋るより、ツイッターをうまく使ったほうがいいかもしれないですね。 三澤 これからの時代は英・数・理っていう勉強の頭より、社会学というか、情報社会を生き抜いていく頭がすごく大事。 ・・・次回へ続く・・・ 感想・著者への質問はこちらから コメントをキャンセル名前 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前を保存する。 コメント ※ Δ