
はい。今回はITメーカー営業・30代の方からご質問をいただいてます。いつも楽しく拝聴してます。3人の掛け合いが面白く、リピートして聞いています。そんなみなさまにご意見を伺いたくメールしました。それは「他人の目を気にせず生きていけるのか」という問いです。私は他人の目が気になってしまう性格で、「自分は他人からどう見られているんだろう。嫌われたかなあ」と考えてしまいます。他人の考えている内容なんてわかるはずもないのに、気になってしまうのです。みなさんは他人の目が気になったりしますか?それとも気になりませんか?気にならない方がいれば、ぜひ、そのヒケツをご教授いただけますと幸いです。マーケティングとはかけ離れた質問ですが、もしご興味あれば取り上げていただけるとうれしいです。急に寒くなってきましたので、みなさま、お体お気をつけください。失礼いたします。グダグダマーケティングファンのひとりより。ということです。

どのへんがそう見えるんでしょうね。私、結構言いたいことはパッと言っちゃうんですけど、それは特性としてあるんですけど、それを除けば割と人目を気にしているとは思います。この方のように、たぶん気にしすぎてもいいことないなと思って、気にしないように気をつけてる感じぐらいですね。

特に高校生ぐらいまでは、世の中の人がぜんぶ自分を……何ていうんでしょう、注目しているっていうんじゃなくて、何かしら「嫌いだ」っていう目で見てる気がしてましたね。「世の中の人はみんな自分のことを嫌ってて、みんな敵なんだ」ぐらいに思ってましたね。

すごい不自由でしたねえ、いまから考えたら。やっぱアメリカ行って変わりましたね。僕は18でアメリカ行ったんですけど、あまりにも人目を気にしない集団なんで、彼らが。めっちゃくちゃ下手な歌を大声で歌いながら歩いてる人とかがいるわけですよ。

うーん、なんでしょうねえ、やっぱ自分が自分のことを好きになるっていうのがいちばん大事な気がするんですね。「自分が自分のことを結構好きだと、あんまり気にしなくても生きていけるようになるんだな」っていうのが僕的な結論でして、自分が自分に対する好感度が低いと、人に認めてもらいたくなっちゃうんじゃないかと思うんですね。だから、自分が自分を好きになるために、結構マジメに努力しましたよ。

さっき金子さんがおっしゃってたように、本当は他人がどう思ってるかってわからないじゃないですか。だから、結局は「他人」って言いながら「自分」なんですよ。つまり、自分の目が気になってるんですよね。他人を通した自分の目ですよ。

自分のことを好きになれるようなことをたくさんして、そして鏡の前で自分をなでたり、自分の部位をなでて「よしよし」ということで自分の評価が上がっていって、きっと、まわりの目とかはね、まわりの目は結局自分の目なので、それも上がっていくか、気にならなくなるでしょう、みたいな感じですかね。

ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
*本ぺージは、2020年1月1日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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