
ずっとそこに住んでケアしていくので、絶対にその「明日」は来ないんですけど、自分のためにうそをつくと苦しくなっちゃうんですけど、相手のために優しさをもってつくうそだったら大丈夫だっていう感じで、若干の開き直りを覚えました。

で、「認知症になったり弱くなったら死ねってことか!」みたいに言う人いますけど、「なにをもって生きてるのか」とかいうことを、ちゃんと考えないといけないときにきてると思いますけどね、人間っていうのは。

よく健康診断とか人間ドックとかの話になると、いつもそういう話になるんですけどね、人間ドック行きまくってるのに、すごいストレスたまる生活してる人とかいて、「すごい本末転倒だな」って、いつも思うんですよ。

家を買うときのモデルルームとかね。行って見れたら「ひとつひとつこうだ」というのがわかって便利なんですけど、それがバーチャルでいいのかってことなんですけど、バーチャルのほうが、話を聞けば聞くほど、便利そうだなあと思うんです。

そう。それで、ブロックみたいな、リアルじゃないんですよ、ガタガタで。でも、すごいびっくりしたのが、一度も会ったことない大人の人どうしでやったんですよ、私、ちょっと。テストでやってみようかっていったら、すごい離れた場所でその世界に到達して、「じゃあ、ちょっと○○で会いに行きます」って言って実際会うとき、すごい恥ずかしかったんです。

だって、いままでZoomでさんざん顔でしゃべってんのに、体がなかにある世界で会うってなったら「恥ずかしい」って言って、「いやあ、そんなことないですけど」って向こうの人は言ってたんだけど、実際会うようになったら「いや、たしかにちょっと恥ずかしいですね」みたいな感じになって。

そうすると「見た目とコスチュームとかも凝りたいな」みたいな気持ちもすごいわかるし。いま安田さんがおっしゃった「おうち」のことでいえば、リアルかどうかというよりも「人にどう見られるか」っていうことのほうが、結構購買意欲になるかなと思いました。だから、自分のおうちをどんなに豪華にしても、誰にも披露できる場がなかったら、どんどん質素になっていくと思います。で、バーチャルのほうが世界中に見てもらえるってなったら、どんどんお金かけるんじゃないかなって私は思ってますけどね。その恥ずかしかった体験がすごいびっくりで(笑)面白いなと思いました。

そうそう。それで僕が考えてたのは、メタバースの世界になって、いま、いろんな大きい会社が「メタバースだ!」っていうことで、そこでのブランドとか権利とかを取りにいってるんですけど、たとえば同じ不動産屋とか焼き芋屋さんだとしても、求められる能力はぜんぜんちがうじゃないですか、リアルとメタバースで。
*本ぺージは、2022年6月8日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
*Spotify、Google Podcasts、Apple Podcast、iTunes、Amazon Musicでも配信中!
ポッドキャスト番組「安田佳生のゲリラマーケティング」は毎週水曜日配信中。