
「試験期間までに点取るためには、これとこれを覚えなきゃいけない」とか、「この使い方をマスターしなきゃいけない」みたいなのがあって、それをやれば点が取れたんで、そういう意味では、「自分はバカではなかったんだな」ということはわかりましたね。

まあ、なにが言いたいかっていうとですね、「ほんとのことをいうと、もっと選択肢はいっぱいあるよ」ってことなんですけど。中学生とかがね、居場所がなくなって自殺しちゃう子とかを見て「ほんとはもっと社会は広いのに」って大人は言いますけど、本人にはそれが見えないわけですね。

だから、明日からべつにラーメン屋やってもいいし、だんご屋やってもいいし、なにやってもいいんですけど、それを毎日毎日、「明日から俺、なにやるかな」みたいなことを考えてたら、えらい大変なわけですよ。

はい。だから、無意識のうちにほとんどの選択肢は除外して、たとえば「就職するか、進学するか」みたいなのとか、進学するとしても「A・B・C校のなかから選ぶ」みたいになっちゃうんですけど、ほんとはぜんぜんちがう選択肢なんて、いくらでもあるわけですよ。

そうなんですよ。「なんで選択したか」っていう理由は、そんなになかったりするんですよ。だから、3つぐらいあるなかから、たとえば「大学行くか、就職するか」で、大学に行った理由とか就職した理由は答えられるんですけど、それ以外の選択肢は考えてないんで、答えられないわけですよ。
*本ぺージは、2022年7月27日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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