
えーと、「革命家になるには」っていう、ちょっと大きいくくりになっちゃうんですけれども、まあ、一般人が革命家になるには、どう行動して、どのような考え方を身に付ければ革命家になれるのでしょうか?ということで。

えーと、なんか、具体的には、いま、介護業界に従事してるんですけれども、給料が少ないっていうことと、あとは、まあ、世間的にもいい仕事だっていうことを認知されたいなあという思いがあって、なんか、革命を起こしたら、なんか、いい感じに、世の中に周知されんじゃないかなって思ってるんです。

なんていうんでしょう、単にお金のためだけじゃなくて、「業界のイメージを変える」とか、「とにかく社員の給料を増やす」とか、そのために、ひたすら事業モデルとか世の中の見え方を工夫して考えてる方、いろんな業界にいますよ。印刷業界とか、IT業界とか、いろいろ、僕も仕事でお手伝いしますけど。

だから、過半数を握ってないと、いくらいいアイデアでも通んないわけですよ。だから、介護の、それこそ、いままでの会社が「そんな変更するな」っていうふうな圧力をかけたら、変わんなかったりするわけですね。

はい。多数決で選ばれるからなんですね。でも、みんなこれだけ不満なのに、なんで勝つかっていうとですね、理由がありましてね。そこに明確な「自民党がなったほうがいい」っていう利害関係でつながってる人が一定数いるわけですね。

ということは、いま選挙に行ってない人が全員投票して、新しい“革命党”に投票すれば、確実に与党になれるわけですよ。それしか方法はないんですよ。投票率が下がれば下がるほど自民党が勝っていくというですね、おそろしい図式ができておりまして。

なかなか初志貫徹するのはむずかしいですよ。そうやってね、「なんとか社員の給料を増やそう」と思ってがんばっても、ボーナス払った瞬間にすぐ辞めちゃったりとか、また新しく採用するのにお金がかかり、なってくれる人も少なく、一生懸命育てて、食事もしに行って、盛り上がって「よっしゃ!」っていうときに、仲間連れて「辞めます」みたいな。

お年寄りの人はみんな自分でお金払えないんで、自分が生きていくために必須なお手伝いを国のお金でやらなくちゃいけないっていう、ここが根本的な問題で、国にお金がありゃいいんですけど、国にはお金がなくて、毎年赤字で。

そうなんです。だから、国全体で変えるってむずかしいんで、1社だけ、たとえば、「たった10人の介護の会社だけど、ここだけはすごい給料高くてやっていけるよ」っていう。でも、それやるには、僕は国の予算じゃなくて、お金持ちに特化した介護しかないと思います、たぶん。
*本ぺージは、2022年10月5日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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